竹の未来を語る

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タケを愛し、その将来を憂う人はたくさんいます。
(このたけ展はそのためにおこなうものです)。
タケ-竹林-里山の問題の要諦はタケが今日の社会のなかで「経済的」な価値を失ったことだと思います。竹林整備にあたっている人々がもっとも頭を痛めているのは、伐採した竹材の処理です。今のままでは大半が焼却場に行くしかない。タケノコや竹細工への利用量はたかがしれたものらしいです。だから、タケが経済性をもてば、問題は解決されるはずです。

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今回の展示では最初の講演者として清岡さんをおまねきしました。吹田市垂水町にある会社、タケックス・ラボの創業者として、モウソウチクの抽出液を利用した商品の開発、合成材、断熱材などタケの有効利用に成功し、2007年度の日経ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。「環境や健康、市民運動と連関して、タケのビジネス化へのモデルプランを提示したい」とおっしゃっています。(カンチョー)

清岡久幸(きよおか・くみ)さんの講演会
7月6日(日)14:00~15:30
講演会「竹の未来を語る-竹の活用について-」

コメント

  1. 竹はバネ(スプリング)の役目は金属を勝るとも劣らないと信じています。実は、私が使っている電動石臼の振るい(メッシュの細かい網)の往復運動に竹が使用されていますが実に10年以上取替えはしておりません。竹は素晴しい「バネの素材」です。

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