ニワカ勉強に疲れたのでチョット寄り道。
日本人ってほうんとうに「生」がすきなんですねー。スシがそうです。「米飯でつくったボールの上にサカナをのっけて生で食うなんてなんて気持ちわるーい」とアメリカ人によくいわれました。そういえばアボリジニの人たちが大阪に来たとき、刺身をだしたら「なんと野蛮な!」と叱られました。食べ物にはかならず火を通すのが彼らの掟なのです。衛生上、理にかなっていますね。
スシについては、1980年に石毛さんとロスアンゼルスまで調査に出かけました。なぜスシ・ブームが起こっているのかと。いろいろ理由をみつけたのですが、石毛さんは、「彼らは生ガキ食ってんだから、ほかの魚もきっと食うようになる、スシは世界的ブームになる」と予言してました。ほんとにそうなりましたね。
*写真は、オーストラリア・シドニー郊外で買って食べた生牡蠣(2004 写っている手はH師匠)
ビールをみていても「生」がよくあらわれます。純生、本生、生搾り、ぐい生・・・。それは発泡酒にまでおよび、最近では工場でてから3日間などというキャッチもみました。新鮮さが売り。英語では生ビールはドラフトでしたね。
この間アメリカに行ったとき、日本のビールの進出が目につきました。さかんに現地生産されているようです。それはスシと連動しているはずなので、DRAFTと言わず、NAMAといって売ればいいのにと思いました。
(カンチョー)
毎週木曜日は、ビールテイスティングデー!
11時~15時、ロビーでビールのテイスティングをしています。
★「さまざまな種類のビールの味利き」
10月16日・11月6日・13日・20日・27日
★「ビールの劣化と鮮度の味比較」
10月23日・30日
劣化したビールと新鮮なビールの味の比較です。ワインなんか古い方がいいと言いますが、ビールは何でそうなるのでしょうか。専門家の説明があります。
コメント
「博物館でティスティングがあってビールが飲めるから来てね」「何で木曜日なの」「土日にすれば、お客が多くて困るから」こう答えていますが、本当ですか?