「世界の酒とビール-伝統的酒つくりの類型-」

画像11月22日(土)13:30~、アサヒビールゲストハウスで、石毛直道氏(民族学者、国立民族学博物館名誉教授、同前館長)の講演「世界の酒とビール-伝統的酒つくりの類型-」がありました。

伝統的な酒の類型を、原料からみると、糖分の酒とでんぷんの酒に分類できます。蜂蜜からは蜂蜜酒(ミード)、ブドウからワイン、樹液ではヤシ類からヤシ酒、リュウゼツランから醸造酒のプルケ、蒸留酒ではテキーラ、乳から馬乳酒。穀類やイモ類を唾液やモヤシ、カビなどを利用して糖化し原料にするものに、トウモロコシからつくる醸造酒のチチャ、米からの醸造酒として日本の清酒、中国の黄酒、蒸留酒として焼酎、白酒などがあります。それぞれについて、ご自身のフィールドでの経験をまじえて、話をされました。

ご講演の後は、お約束の?工場見学(土曜日で生産ラインが止まっていたのが残念)と麦酒の試飲でした。今日のビールは、スーパードライと黒(ハーフアンドハーフにしてもらうことも可)でした。

(写真きょうちゃん)

 

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