わが町のビール

ボン市内のお店でビールと注文すれば、運ばれてくるのはケルシュ(Kölsch)…Kölnを日本語ではケルンと書くのでケルシュと書きましたが「ö」(オー・ウムラウト)はケの少し混じったコの音みたいで、とっても発音が難しい!コルシュっていう音の方がいくぶん近いような気がします。写真(撮影:2000年6月、当時カンチョーはボン大学客員教授をつとめていました)でみんなが飲んでいるビールがそれです。

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陽の高いうちからビールを飲んでいますが、コーヒーより安いし、すっきりさわやか、飲みやすい。わたし(こぼら)は、このビールがすっかり気に入ってしまい、遊びに行った際、ロクに観光もせず、ひたすらこれを飲みながら旬の白アスパラとソーセージを楽しんでおりました。

先日(10月31日~11月1日)、地球研で国際ワークショップ「NEOMAP Landscape Workshop 2008 :Neolithisation and Landscape」が開催されました。

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それに参加されていたテュービンゲン大学(ドイツ)のザイオク先生に、カンチョーがケルシュの話をしたところ、ケルシュというのはケルンのビール、水みたいで軽すぎて頼りない。うちの町じゃ(=ボーフムBochum:ケルンのちかくらしいのですが・・・)ビールといえば「フィーゲ(Fiege)」。かなり個性的な味だそうですが、これでなくてはみんな納得しない、とおっしゃったとか。さすがビールの国ドイツ、わが町のビール(地ビール)が町の人々にしっかり定着しているんですね。 (こぼら聞き書き)

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