行ったまま旅に出たくなる博物館:日本郵船氷川丸

ああっ、「ブログに休みの日を作らない」の原則に穴があきかけてる!ピーンチ!…と思って書き始めたらすかさずカンチョー+おーぼらさんの原稿が入りましたが、かまわず書きます。

飛行機の博物館があれば船の博物館もあるよ…とご紹介したいのが、横浜・山下公園の日本郵船氷川丸日本郵船歴史博物館。これらは、戦前数多くの豪華客船を運航し、今も物流やクルーズ船事業を行っている日本郵船の企業博物館ですが、「船好き」(「ふ~やん」ての?)やマドロスさんにはたまらない必見スポットです。場所がいいですよ。ミナトヨコハマのムード満点!氷川丸と歴史博物館は一体で運営されていますが、山下公園を挟んで徒歩15分ほど離れています。

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こちら氷川丸(ひかわまる)。1930年処女航海。1960年までシアトル航路に就航していた、戦前から現存する唯一の日本の豪華客船です。ほかの船は?…ことごとく戦争で接収され、多くの乗員乗客とともに海に沈んだのです。そういった悲しい歴史の中、この船だけが奇跡的に生き延びました。1961年からこの地に係留され、今年春から修復のうえ一般公開が再開されました。今やすっかり山下公園の平和な景色の一部になっていますが、大変な歴史を乗り越えてきたのです…(この写真は2002年当時)

ええっと、日本郵船歴史博物館のほうは…僕が行った2002年当時はまだ博物館にハマッてなかったので写真がありません…公式サイトが魅力的にできてるので、そちらをご覧ください。日本郵船の旧オフィスを改装した、すっごくレトロで立派なビルです。

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代わりと言っちゃあナンですが、ミナトヨコハマを代表するホテルニューグランドの外観をどうぞ!手前の山下公園は、関東大震災で大量に発生したガレキを海に放り込んでできました。(…って言っちゃあ雰囲気ぶちこわし?)終戦後マッカーサーが厚木に降り立ったあと、GHQが一時置かれたこともあったそうです。マッカーサーは「横浜でくいとめようったってそうはいかんぞ…」と?すぐに東京に移ってしまったらしいですが…

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こちらホテルの内部。かつての栄華を今に伝えています。戦前は「海外に行く」ことはイコール海路であり、横浜港はそのゲートウエイであったわけです。今で言うと関空や成田みたいなもんですが、このホテルニューグランドは上層階級のみに開かれた空間…。窓の外には氷川丸が見えます。

行ってみるなら…僕は冬がいいと思うなあ…

(by 船も好きなokkun)

コメント

  1. きょうちゃん より:

    青函連絡船の試験運航に、大阪湾を1日のりました。宇高連絡船は、12買いかな・・直島のもはげ山・・これ以上は・・だって、塩飽諸島の「鯛」は・・・瀬戸内海、200mの渦に多少もまれたのかな・・・・。

  2. okkun より:

    青函連絡船、宇高連絡船がなくなってから、早くも20年になります。船が博物館になってるって、けっこう全国にあるようですね。東京お台場の船の科学館(リンク)は、本体は船ではありませんが…

  3. てつ より:

    青函連絡船 摩周丸 羊締丸 八甲田丸 いろいろ乗りました どれも 4時間 海峡ラーメンも 風呂も どれも入りました 懐かしい 想い出

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