やっぱり篤姫　：江戸東京博物館

時間ができたから、どこか博物館を見て帰ろうと思っても、月曜日とか祝日の翌日とかにあたっちゃうと、休館日が多い。今回はだめか・・・とあきらめかけたところ、開館している博物館を発見。

それは、両国にある江戸東京博物館。ここも通常は月曜＆祝日の翌日が休館日なのですが、隣にある国技館で本場所をやっている期間は開館するのだそうです。訪ねた日は白熱する一月場所３日目。すもう幟が華やか～。(写真、手前の緑の屋根が国技館、奥が江戸東京博物館）

特別展は、「珠玉の輿　～江戸と乗物～」。昨年夏、アメリカで確認された篤姫の婚礼時の女乗物（いわゆる駕籠なのですが、女性が乗るものは、駕籠とはいわないで、「女乗物」と称するそうです）が里帰り展示されています。展示場入ったところには、NHKドラマの撮影でつかわれた篤姫用女乗物もかざってありました。（会場内撮影禁止だったので、残念ながら展示場の写真はありません）

しかし、これだけでは終わらない・・・まだ篤姫は続くのだ。「珠玉の輿」展の後は、２月１４日から巡回展「薩摩焼　～パリと篤姫を魅了した伝統の日～」があるそうです。

この展覧会は、２００７年にパリで開催された薩摩焼展が好評で、それを記念して、昨年９～１１月に大阪、１２～１月に鹿児島黎明館、そして最後に東京へ巡回してきました。大阪と鹿児島での開催時のタイトルは「薩摩焼　?400年の伝統とパリを魅了した美?」だったのですが、東京へきて、副題に篤姫を入れるという変更。篤姫所用の薩摩焼が特別出品されるからなのでしょうけれど、人気にあやかって少しでも多くの人に来てもらいたいという熱意を感じました。

（こぼら）