渋谷駅ハチ公前・分煙コーナー

禁煙が世界のトレンドになって、どこへ行っても「禁煙」の表示だらけ。ヒコーキがとうとう全面禁煙になったころ、オーストラリアで「あれは航空会社の陰謀だ、機内清掃費がかからないから」と言った人がいたのを思い出す。たしかにその通りで日本でも新幹線をはじめ、どんどん取り入れる傾向にある。喫煙者の不作法さは自覚してるし、身体に良くないのも分かる。しかし、何が何でも禁止と、強制的に取り締まられると反抗心が湧いてきて、「そこまで言うなら売るな!ギャングが跋扈したアメリカの禁酒時代じゃないけど世の中乱れるぞー」。

しかし、大きな目で見ると、喫煙者の権利も少しは認めようとするキザシもみえる。一時は絶対禁煙の方向に動いていたアメリカの空港でも、スモーキング・コーナーを作り始めているからだ。
画像かしこいと思ったのは、東京で渋谷駅、ハチ公前広場に、りっぱな「分煙コーナー」が作られていたこと。吹き抜けのガラス壁にしきられ、灰皿がいくつかおいてある。おじさんが主だが若いおねーさんもいて、常時2~30人が煙草を吸っている。雨が降っても傘さして。遠巻きに歩いていく人もいるがその行く先は、匂いも毒性もタバコなんか目じゃない排気ガスでいっぱいの道だもんねー、どっちが身体に悪いんだ?

ある程度は個人の趣味や権利を認めること、そのためのルールの立て方がこれからの解決策となるだろう。分煙コーナは、ハチ公像とおなじ人集めの場となるかも知れないと思った。
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(カンチョー)

コメント

  1. okkun より:

    うちの会社でも執務室内は全面禁煙になり、自販機コーナーも「禁煙」と「喫煙」に分けられていますが、面白いのは、喫煙者はそこしか行き場がないので(弾圧されている者同士?)強い連帯感でたまっているのが見受けられます。僕が入社した頃はオフィスは煙もうもうで、大掃除のときなど濡れ雑巾でキャビネを拭くとタールで真茶色になったものですが、変われば変わるものです。長距離列車でも昔はそうでしたよね。

  2. あかちゃん より:

    ある事情があって1日1本細身の葉巻状タバコをくゆらす習慣がついてしまいました。いずれ理由を開陳したいと思っていますが。okkunさんのおかげで私の拙いブログ「鶯のさえずり」がリニューアルできました。ほっとして葉巻を1本くわえたくなりました。

  3. おーぼら より:

    Doblogはヘタすると閉店しかねませんね。来週には記事・写真がダウンロードできるって書いてありあすが、この博物館盛上げブログでは、とりあえず昨年8月からの記事だけアップしました。
    テーマの「過去帳」に入れてます。

  4. okkun より:

    doblogは来週あたり?に「まとめてお引越しツール」が公開されるようですね。
    http://www.doblog.com/weblog/portal.do?method=portal2
    それはたぶん「まとめてお引越しツール」になると思うので、今、手作業で部分的に復元するとダブってしまうのではないかと思いますが、ダウンから1ヵ月たって記憶も薄れてくることだし、これで少し置いておきましょう。皆の記録なので、最終的にはちゃんと復元したいです。

    ところでこのウェブリブログでは、記事ごとに違ったデザイン設定にすることができます。

  5. okkun より:

    新ブログになって広告が表示されるようになりましたが、この「Ads by Google」のスゴイところは、本文中の単語等から内容を自動解析して地元の広告を出してくるところです。これは地域だけじゃなくて、たとえば「お菓子お菓子お菓子」…って書きまくったらお菓子の広告が出るのかも?

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