博物館という場所が子供の頃から好きで好きで大好きで「千里ニュータウン展」に引き続き「万博展」の市民委員に立候補したSさん…。おうちを少し探してみたら、いろいろ万博関連のお宝が出てきました。
●手にしているのは手帳に押したカナダ館のスタンプと外国人スタッフのサイン。「あの頃は外国人じたいが日本では珍しかったから、有名人でなくても誰でも、スターみたいにサインをお願いしたんですよ」
●万博会場でのSさん。いやーういういしい!「まだ小さかった息子連れて行列して…」万博マークを染め抜いた生地でゆかたを作って万博音頭なるものを踊ったこともあったとか…。「地元の主婦にはいろいろお役目が回ってきて大変だったんです」…Sさんがスゴイのは、その万博マークゆかたをまだ大事にしまってあるってところです。
●これは当時のガスと水道の領収書の裏。こんなところまで万博一色…。「私、結婚してからの光熱費とかの領収書、みんな取ってあるんです」…!!それって、万博とかナントカ以前にすごい!こういう人が歴史を残すんですよね…。
●「あの頃は切手集めがはやってねえ…」しかもソ連です!しかも袋までとってあるし…。
まさに自宅がタイムカプセル状態のSさん。千里ニュータウン展の時も感じたのですが、こういうお宝グッズ類って、ある人のところには徹底してある!
■吹田市立博物館では「万博展」のため、万博にまつわる写真やお宝グッズ類を募集しています。「うちにもあるわ!」という方は博物館までご連絡を…。こういう「細かいもの」まで取ってあるのが、地元の厚みなんだよなあ…。
(by okkun)
コメント
息子さん、むずかってますがママと揃いのカラーのよそゆき着て、タイツはいてますね。今風に言うなら「勝負服」でしょうか?子供をあやしながら、時には自治会で万博音頭踊りながら、記念切手買いながら…全身万博まみれになりながらこれ奮闘していた当時の吹田市民の協力ぶりが伝わってきます。
「07EXSPO70」市民委員様
某月某日 - (「07EXSPO70」の会期は10月20日~12月2日38日間)・・に、自宅がタイムカプセル状態のSさんのお宝をご披露会を提案します。
ある主婦の170日という展示ができるとおもしろそうですね。