欧州の人気ポップ歌手ビヨンセが(まったく知らなかったけど)、博物館(たぶん、美術館)に行く約束に、影武者を送り込み、本人はショッピングを楽しんでいたという記事が、検索しようとするとまずでてくるヤフーのトップ画面の片隅にでてました(もうどこに行ったか探しても分からないんだけど)。博物館商売をやってて、これほど急所を突かれた記事はめずらしい。いろいろあったコメントがおもしろかった。曰く、若いポップ歌手に博物館など分かるもんか、博物館は教養ある人のもの、ショッピングの方がおもしろいじゃん、影武者ならもっと似た人を、などなど。
告白いたしますと、わたしは博物館がきらいで、とくに調べ物とかがないと行きたくない。強引に案内などされるとすぐにげだして、気がつくと外でたこ焼きなんか食ってたこともある。それは引率された小学生の団体をみればよくわかります。まー、教養がないためですが、ガラスケースに、手当たり次第に古びたモノをズラーとならべてあるのはなんだ。理由を説明しろといいたくなる(うまく説明すれば東京のアシュラ展のような集客力が出るのにね)。
というわけで、私が就任してからすいはくが、様変わりをはじめていることをお気づきになった方はおおいとおもいます。歴史とは、過去のモノではない、視点の始まりは今の生活から、展示は参加型に!、博物館は地域文化の総合案内所!。博物館は(教えるのではなく)楽しむもの!
大型連休のファミリー企画で、好天気に恵まれ、屋外で踊りや音楽、食べ物屋さんなどがでて、みんなが遊んでいるのをみて、悦に入ってる無芸大食のメタボ・カンチョーでした。
(カンチョー)
コメント
でも博物館にはいると人一倍じーっと観察してるじゃああ~りませんかあ
影武者でもいいからキテクレ~ってのが、「GWでもすいてる博物館」略して「すいはく」の切なる願いではないでしょうか…?