第3期の「吹田市の自然物語」の準備が進み、その全貌がようやく見えてきました。
タイトルのねらいは、
1)吹田市という場所で、自然はどのように姿を変えてきたか
2)人がどう関わってきたか
3)現代の問題
を取り上げ、未来の自然をさぐるのが基本的な考えです。
展示案については
特別展示場の中央に、タタミ9枚の大きさに、(旧山田村の)昭和36年の地図を引き伸ばしたものをおいてまわりを歩いて楽しむのです。西山田公民館の女性グループが発案しました。
中央の奥の壁には、大きな吹田市の地図をはり、小・中学生に呼びかけてひろったセミの抜け殻の場所をマークします。クマゼミ、アブラゼミなどセミの生まれた場所は、その地域の緑の状態をよくあらわすのです。
ほかに、吹田市の自然を守る市民団体の活動のビデオを、吹田ケーブルテレビの協力をえて、見られるようにしました。
ケース展示では、特展場入って左側に、ほ乳類どうぶつの、骨の標本と考古学出土品をおきます。イノシシ、シカなど縄文時代からのけもの、弥生時代以降持ち込まれた家畜の頭骨が並ぶでしょう。アライグマなどの侵略的外来動物の剥製、いま問題になってと環境を大きく変えた、化学肥料、農薬、石油を展示、最後にパネルで、市民の活動を紹介します。右側のケースには、江戸時代の古地図と民俗資料をおいて、江戸時代から土地を開いていった様子を示します。吹田地学会の協力で、明治-昭和-現代にわたる変化を時間軸でみることのできそうです。
また、フロアのスペースを利用して、地球環境学研究所から借りるイノシシ、シカの頭骨、奈良文化財研究所から借りる年輪を、直接さわることのできるような台に置く予定です。
ロビーには、こどもたちが遊べるように段ボール大木切り株や動物剥製をならべたいと思っています。
(カンチョー)
注※掲載した展示プランは、カンチョーコメント(赤字)がはいっている6月上旬段階のもので、最終的なものではありません。
コメント
初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す
そうなんです 今回の目玉は 昭和36年調査の9枚の地図なんです
僕は昭和37年に生まれてますから おそらく36年に芽生えているはずなのです
よって この地図を全面的に支持いたします(^^ゞ
もうすぐ チラシも出来るでしょうし 市報も届くでしょうが イベント盛りだくさん
特に夏休みです 「すいはくに行けば 夏休みの宿題は完璧♪」だと おもうのですが?(^_^;