屋久島や種子島、そしてトカラ列島で皆既日食が近づきました。
トカラ列島といえば戦艦大和も眠ってる場所ですね。
すいはくでも部分日食が見られるハズなのですが・・・
すこし日食の原理について予習をしましょう。
日食は月が太陽をかくす、月が太陽の前を通る現象です。
地球の北極を上にして考えると、月は地球のまわりを反時計方向にまわって(=公転して)います。
だから、月の影は地球の西から東へ移動します。
皆既日食、つまり月の影=本影はインドの西で地球に届き始めて、東に進みます。
そして南緯12°55′西経157°41′のハワイ南方で月の影は地球に落ちなくなるのです。
今回の日食情報で上の地図を目にした方も多いと思います。
日食が見られる場所が地図上でどうして曲がってる=曲線なの?と思った方・・・偉い!観察力がするどい!!
でも下の地球儀で日食の見られる地点を確かめると、ちゃんと直線なのです。
月の影はインドからハワイの南までの約1万4千kmをかけぬけるのです。
地球の円周は4万km、その半分=太陽に面している=円周は2万km。
今回の影は地球の中心からやや北側に離れて届くので、影の走る距離は地球の半周の70%くらいになります。
このような原理・原則を含めながら博物館では22日午前9時半から「日食をたのしもう」イベントをします。
(おーぼら)
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