『吹田市の自然物語』展:反省会の報告(その3 大地図)

土地利用の変遷を見るために、西山田ヒメボタルの会のメンバーが、昭和37年発行(昭和36年8月計測)の吹田山田地区の地図を大きく引き延ばし、土地利用用途別に色分けしました。縦2メートル×横3メートルのものが3枚、展示場の真ん中に据えられました。そして、その上に当時の風景写真と現在の写真を置いて、景観の移り変わりを比べられるようにしました。千里ニュータウンの建設がはじまったのが昭和36年で、この地図には、開発直前のふるい地形が残っています。

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この巨大地図の作業は、2年ほど前から取り組みはじめており、完成すればどこかで展示したいと思っていましたが、完成前にすいはくのアーカイブ展があることを知り、参加を決めたので、とにかく展示できる状態に仕上げるのが精一杯でした。

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土日だけでも説明者を配置すれば、もっと写真資料を生かせたのではなかったかということと、現在の道路や、目印になる建物も、もうすこし掲示すれば、もっとわかりやすかったのではないか、と思いました。ご覧になった方の感想を聞きたいと思います。

(ハラミ)

反省会ででたコメント:今後この大マップを利用して、公民館などでいろんな催しができますね。博物館と市民が「協働」できるいい例だと思います。

コメント

  1. 団塊の婆 より:

    とても素敵な地図でした。
    でも、写真を自分でおいてみるということがわかりにくかったのではないでしょうか。説明者が付いていない時は大きな看板を出して自分で写真をおいて見てくださいと大きく明記するといいでしょう。(謙虚すぎます)
    まだまだ博物館の観覧者は触ってはいけないとおもっていますから。

  2. より:

    私も、折角の地図がもったいなかったな~と感じています。力作なのに生かせなかったように思うのです。
    裸足でも上に乗ってもらえて、身近に見える方が良かったのでしょうか。

  3. okkun より:

    たしかに、この大地図の上を歩けたらもっと良かったでしょうね。でも…この大地図と「セミのぬけがら集め」はナイス・アイデア!だったと思います。日食というキッカケがあったにしても、この夏は子供が大勢博物館に来た!子供が来ればお母さんも来る!お母さんが来ればお父さんも来る!博物館へ行って楽しんだ記憶を持った子供は大きくなっても博物館へ行く大人になって、また自分の子供をつれてくるでしょう。それこそ「社会教育」ってやつじゃないの?

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