10月27日朝刊に『エキスポランドの跡地は農業体験公園に』という記事がでてました。
ふと気づくと、関東の地で生まれ、千里の丘で育ったあの大観覧車。
あれ~・・・箱がなくなってる~。
エキスポタワーが消えたのが2003年2月。
もうすぐ、あれから7年。こんどは観覧車が消えていきます。
(写真は11月2日am8:15の景色です)
毎日新聞 2009年10月27日より
独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」は26日、大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」の跡地(約20ヘクタール)の一部(約4ヘクタール)を来年3月末から1年間、農業体験などができる自然公園として暫定利用すると発表した。
公募で選んだ農業生産法人らでつくる社団法人「日本農業協会」(東京都)に委託。ビニールハウス内での水耕野菜栽培を通じて就農希望者を指導したり、市民農園を運営して子供たちなどの農業体験を促進する。機構が土地建物を無償で提供する。入園は無料。
年間約40万人の入園者を予想。栽培した野菜やイベント収入などで約5億円の売り上げを見込んでおり、1割は運営委託収入として機構に支払われる。
エキスポランドは経営破綻(はたん)し閉園。残りの跡地約16ヘクタールは今年度中に遊戯施設が撤去され、破産管財人から返還予定。米大手映画会社の関連会社によるテーマパーク構想などが浮上しているが、国や府は10年度末での機構廃止を議論しており、以降のあり方は未定という。
(おーぼら)
コメント
まーるい、たかい、夜ネオン・ピカピカの「観覧車」は全国多くの都市のランドマークだったような気がします。すごい勢いで増え、消えて行きつつある。おおもとはウィーンの万博だったと思いますが、日本ではおもに博覧会のあと地の遊園地につくられた。経済成長あるいは疲弊をしめす時間的記号として捉えることができるのではないでしょうか
都市農園という発想は素晴らしい。しかし、経済効果の試算は、いつもの役人的発想で甘いとおもいます。もくろみどおりならいいのですが。
あああ…この観覧車、つくばの万博会場からはるばるやって来たのに…。操車場跡に移すって話があったけれど、どうなったのかしらん?丘の上でゆっくり回る大観覧車は好きな風景でした。家から見える万博の形跡がつぎつぎと消えてくなあ…。都市農園はぜひ成功してほしい。1年でどうやって判断するんだろう?