2010-03

館長ノート

本のご紹介 :『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森』

草山万兎(文)足立隆昭(写真)『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号(第302号) 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森 』 福音館書店 700円 「こどものころ、ぼくは昆虫が大好きだった。とくに蝶々と甲虫がすき。ひまさえあれば昆虫採集にで...
館長ノート

ユニバーサル・ミュージアムに関する報告会

3月29日(月)13:30~15:30に開催されたユニバーサル・ミュージアムに関する報告会のレジュメです。参加者は21名。講演のあと、すいはくで6月におこなわれる実験展示「さわる -五感の挑戦 PART5-」にむけて活発な意見交換がおこなわ...
館長ノート

春のはかな草 spring ephemeral

落葉樹の若葉が萌え出る前のほんの短い期間、明るく日の差し込む林床には小さな花が咲き乱れます。カタクリ、セツブンソウ、ユキワリイチゲ、キクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ・・・・。河合雅雄先生はそれを詩的に「春のはかな草」と呼ぶんでいるそ...
館長ノート

滝沢さん最終講義

滝沢幸恵さんの最終講義「吹田の観音信仰」がおこなわれました。仏教が日本独特の、大木や岩などの自然信仰を加えることによりひろく受け入れられたこと、それが吹田の真言系の寺院の縁起にもよくあらわれていると指摘しました。滝沢さんは、すいはくの準備室...
博物館考

リニューアルと企画展 @みんぱく

昨日(3月25日)から、みんぱくの企画展示場Aで、「水と器」展がはじまりました。昨年のすいはく自然展のクイズラリーで入手した吹田市の水「いずみの水」(前列左)のボトルも、ちゃ~んとありました!しかもガラスケースの中におさめられています・・・...
館長ノート

縄文アバター

サンマル で 3でい映像が活用できるかどうかの、けんとうがはじまりましたー(カンチョー)【注】東京に出張しているカンチョーから、さきほど届いたメールを転載します。文字変換がうまくできず苦労しているようですが、自分で携帯メールが打てるように努...
館長ノート

町に杖を曳く :町歩きと博物館

永井荷風はへそ曲がりのエロじじい、浅草のストリッパーの肩を抱いてヤニ下がっている写真が雑誌に載ったりしてたので、マジメな文学少年としては許せんとおもっていた。ところが、最近、催眠薬がわりにちょうどいいやとおもって『断腸亭日乗』を読みはじめ、...
私たちの活動

居酒屋たんぽぽ 10年3月号

水曜日で来客が少なくなっていたところに、雨。さらに「来週の水曜日?」と思って来なかった人もいて、今夜の居酒屋は少数精鋭+初陣数名で盛り上がりました。長野たかしさんのフォーク仲間でお医者さんでもある藤村直樹さん作詞の「君こそは友」      ...
館長ノート

池由加(いけゆか):いちばん大きな甕

わたしが今まで見た、いちばん大きな縄文時代のカメは高さ84cmである。東博のガラス・ケースをはみだすようないきおいで中期の中央山岳部の土器製作技術の高さに驚いた。時代が移って弥生時代のものは、(ざっと調べたところ)九州の立岩遺跡のカメで高さ...
私たちの活動

すいはく生まれのオオムラサキ

これが「吹田っ子」のオオムラサキです。昨年秋のおわりころ、越冬入りの現場を目撃できず、落ち葉をかき分け越冬の姿を求めるも、その姿を捉えること、叶わず、 アキラメてたところ、昨日3月22日お彼岸の振り替え休日に、6頭の冬眠明けの「吹田っ子」を...