8月10日(火曜)午後1時すぎからぞくぞくと親子づれが博物館に集まってきました。先着30人を対象とする予定でしたが、講座室の机の数から先着54人のこどもに参加してもらいました。遅れてきたため、残念ながらおかえりいただいたこどもが20人ほどありました。ほんとうに残念でした。(講座室の広さに限りがあるので今回はカンニンしてください)
「きしわだ自然資料館」と「きしわだ自然友の会」から三人の講師に来ていただいて、『チリメンモンスターを見つけよう!』を開きました。
ちりめんじゃこ(縮緬雑魚)は、イワシ類(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・シロウオ・イカナゴなど)の仔稚魚を食塩水で煮た後、天日などで干した食品。ごく小さな魚を平らに広げて干した様子が、細かなしわをもつ絹織物のちりめん(縮緬)を広げたように見えることからこの名前がついた。魚そのものはシラスといい、しっかり干さないものはその名で呼ばれることもある。(ウィキペディア)
海の生きものの多くはこどものころは浮かんで生活しています。だからイワシ類を集めるため船で網を流していると多くの生きものの(のこども)が入ってきます。「きしわだ自然資料館」と「きしわだ自然友の会」でおこなったちりめんモンスターの経験では大阪湾で200種類の生きもの(のこども)が見つかっています。これらが食べたり、食べられたりして生態系をつくっているのです。
チリメンモンスターとは
チリメンジャコに混じっている小さな生き物をより分けて遊んだことってありませんか?「きしわだ自然資料館」と「きしわだ自然友の会」では、そんな遊びを生物の実習にしちゃいまいました。それが「チリメンモンスター」(略してチリモン)です。(きしわだ自然友の会HPから)
きょうの材料は大阪湾でとれたものでした。
さかな…18種 さかな以外…14種 ぜんぶで32種の動物がみつかりました。
ちなみにタツノオトシゴはさかなの仲間です。
チリモンに関して「きしわだ自然資料館」と「きしわだ自然友の会」から刊行物があります。インターネットで購入できます。
余波?で、展示場にも大勢のこどもが現れました。
きょうの参加者は105人でした。
(おーぼら)
コメント
先日ちりめんモンスターのイベントを
見学させていただきました!
本当にたくさんの子供さんが来ていて、
みんながいきいきとちりめんモンスターを
探している姿は本当に微笑ましかったです。
気がつくと私も子供たちと一緒になって
夢中になっていました(笑)
楽しい時間をありがとうございました!
ひごろのインターンの内容を偶然SUTVで見ることができました。数多くの貴重な経験をなさったことでしょう。
卒業して社会に出てからも単に(上から目線で)表彰状を渡すだけでなく、市民がどのような活動をしているのかを知って、参加して、やがて溶けこんでいくというようになってください。
約束通りコメントしてくださってありがとう。
市役所のツアコン(?)のIさんによろしく。
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お盆14日の朝日新聞が
『関空生まれの魚たち 大阪湾にひろがる』
関空の「緩傾斜護岸」が藻場を呼び、稚魚が大阪湾全域に移動している。
と報じてます。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201008140036.html
16日18:17からABC-TV「NEWSゆう+」で、関空の藻場の特集が放送される予定