仙台市縄文の森広場でカンチョーの話が聴けるとはっ!と、いうことで行ってきました常磐線の終点「仙台」。どうやら駅からは遠いようなので、タクシーに乗りましたが運転手さんもしらないんだな、これが。もぐらは観光案内所で地図をゲットしたので、それをみながら行ってもらいました。約30分で着いたのは第一駐車場、3140円なり。しかし建物はみえません。
とりあえず高台に登ると…ありました!竪穴住居と白いちょっとおしゃれな建物が。竪穴住居では火がたかれてますっ。
受付をすませて、館内をぐるり。どうやらここは山田上ノ台遺跡というらしいのです。ハナちゃんというなんとハート形ドグウの着ぐるみを着たマスコットキャラがいます。。
おっと!入館券はすいはくみたいに自販機だぞ~。仙台市内からみつかった縄文の遺物や、山田上ノ台遺跡のジオラマが展示されています。展示の方法はなかなかおしゃれ。
カンチョーが講演されるのは体験活動室という部屋で、区切られた後ろの部屋ではまが玉づくりや干支のうさぎを縄文風土製品にしていたり。親子連れでにぎわっていました。
もぐらが一周して部屋に戻ると満室に!70名の参加とのことデス。さっそく田中所長から紹介があり、カンチョー登場。
「今日ははるばる大阪の方から飛行機でまいりました。四国ではヤシの木の下でフラダンス踊ってるっていってたんですけど、仙台は寒いですね~」
「最近ナラガレが気になっていて、京都の山の中とかずいぶんやられてるんですけど、あれは人間が山に干渉しなくなったからだという説があって、西日本の山に火をつける会をつくって小山さんが会長になってくれと言われてるんですよ…」会場がどっと笑。
縄文の人口が前期から中期にどっと増えることから入り、それが焼畑と関連するのでは…という話に。
アボリジニやカリフォルニア先住民の場合などの例をはさみ、日本の焼畑の事例の紹介。(最近もぐらは茨城県の小貝川や菅生沼の野焼きに参加してるので興味シンシン。)
縄文焼畑農耕があったからこそ、水田稲作が受容されていった…という仮説に、その背後の壮大な物語を想像しました。
質問も活発にあり(テーマとは直接関係ないものもありましたが)、講座は盛況でした。
なんといっても、仙台市縄文の森広場は50名をこすボランティアさんがいらっしゃる(講座にも多数参加されていたようです)とのこと。終了後、事務室脇のボランティア室でカンチョーとボランティアさんがさっそく交流されていました。
ず~っと気になっていた、仙台市縄文の森広場。やっと、行くことができました。いやぁ、すごいぞ縄文人。仙台に行かれる方はどうぞ地底の森ミュージアム(2万年前の森の跡とキャンプの跡が残っている!)と合わせてご覧くださいね。(カンチョーは「地の底の…」といって笑いをとってました)。縄文体験メニューも豊富です。
(もぐら)
仙台市縄文の森広場のTさんからも講演の写真をいただきました。
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