2011-11-17

館長ノート

一夜官女のまつりをたずねて :黒田一充氏講演会「宮座の祭り―供物を捧げる女性たち―」

一夜官女はどんじ祭りの背景となっている物語、司馬遼太郎は1962年に書いた小説で、なにわの津にそそぐ中津川のほとりにある、野里村の住吉神社の儀礼を題材にしています。旅の途上にあった小若という女性が村人の頼みを受け入れて人身御供となり、本殿で...