大変なことになった。地震、津波、原発、次に何が起こるかという不安、テレビ画面のあまりの迫力に吸い込まれてしまう。しかし、心が痛んでスィッ チを切ってしまうこともある。
浮世離れしたアカデミックな世界でさえ、関東では停電の影響で大学の閉鎖、委員会をはじめとする会議のキャンセル、国際シンポジウムは外国人参加者が国の命令で日本にいけないので中止などなど、ソフト面でも地震の余波現象が起きており、それはこれからも続くだろう。
私たちにできることはなにか? (とくに被災地以外にすむ人たちは)粛々と日常の生活を送ることを旨とすべきではないだろうか。今の状態は第二次大戦後の状況に似ているとおもう。焼け野原の町での0からの出発、食糧さえ満足にないのに、人々はたちあがって工夫を重ねながら、懸命に働いた。
そんななかで、わたしたちに希望をあたえたのが野球だった。高校野球、都市対抗、そしてプロ野球、まだ子供だったわたしも、雑音の多いラジヲの周 りに集まって、耳を傾け興奮した覚えがある。郷土愛がうまれたのもそのときだった。
そんなゆとりと明るさは、避難所をはじめ苦しい生活を送っている人々に力をあたえるはずだ。
18日に開催か中止が決まるというセンバツ、華美にながれず、質実剛健の精神を発揮して、ぜひとも、やってほしいと願っている。
(カンチョー)
コメント
生きる希望が必要ですよね。
さまざまなスポーツが中止されているようですが、
婆も実施する方が良いように思います。
日本人は「自粛自粛」とおとなしくしておく方がいいという思想があるように思います。
それよりも、いろいろなことをやって、元気をもらってもらう方がいいですね。そんな場で寄付を集めてはいかがでしょうね。
いやいや、このコメントを書こうとクリックしたとたん画面が黄色になって戸惑いました。絵も野球になってしまってます~
ミンパクのカンチョー須藤さんは佐渡の出身、21世紀枠で母校佐渡高校が創立100うん年にしてはじめて出場。この機会を逃せば、また100年待たなければならんのではないかと。ミンパクも、ウメサオタダオ展、オセアニアのリニューアルオープンなどが続きますが、予定された行事は、簡素に、しかし粛々と進めるといっていました。
センバツの開催決まってよかったですね。仙台の東北高校を送り出すダンボールのがんばれボードはほんとに良かった!