夏季展初日の来館者

集中豪雨にもめげず夏季展初日に来館してくださったのは布谷知夫氏(三重県立博物館長)と黄貞燕さん(国立台北芸術大学文化資源学院博物館研究所助理教授)です。黄さんが五月女賢司学芸員に吹博の市民活動について話を聞くことが主目的だったようです。小田さんや喜田さんも加わり概要説明がなされました。市民が中心となってつくる博物館展示に話題は終始したようで、貴重な意見交換もなされました。わたしは後半に少しおつきあいした程度ですが、布谷館長からは首長との交渉についていろいろ示唆に富んだアドバイスをいただきました。聞けば、三重県立博物館の創設は三度流産し、いまは四度目の挑戦だそうです。「三度あることは四度ない」ことを祈るばかりです。

布谷館長は琵琶湖博物館時代、吹博が低迷していた時期に市民に決起を促したかただとうかがいました。それが初回のニュータウン展につながり、「市民の市民による市民のための博物館」に吹博が変貌していくきっかけとなったようです。いわば「吹田市民博物館」のイニシエーター(生みの親)の役割を果たされたわけですね。大先達はあらまほしきかな!(アルプスの少年)

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