行基展のポスターとチラシができてきました。展示は4月20日(土)から6月2日(日)まで開催されます。行基は吹田にも堀川を掘り、宿泊施設の布施屋をつくったと記録されています。行基は寺にこもらず、実践的宗教家として苦しむ民衆の救済にたちあがりました。弟子たちを率い、地元の人たちと協力しながら、橋や池をつくり、福祉施設や宗教施設をたてました。行基のたてた寺院は近畿一円で49を数えます。
今回の展示では菩薩と慕われ、大仏建立に向けて大僧正に抜擢された行基の生涯を追いながら、仏教の地方伝播の例として吹田を取り上げます。
ポスターやチラシでは唐招提寺からお借りする行基像(重要文化財)をメーンに据えています。鎌倉時代の作ですが、厳しい表情をしています。実際の展示でも、この行基像に焦点があたるよう工夫を凝らしたいと思っています。
本日(3月29日)、新しい「お知らせボード」がつくられました。2階の正面入口に置かれます。試行錯誤で行基展のポスターやチラシを貼ってみました。あわせて「開館中」の表示もだしたいと思っています。風除室が暗く、開館しているのかしていないのか、よくわからないという苦情にこたえるためです。一度、見に来てください。
(アルプスの少年)
コメント
なかなかよさそうですね。
明るい雰囲気かな。
2階まで上がらずにもっと【今日何をしているのか】がわかるようにしてほしい、との声も聞きました。
佐井寺中学校側のエントランス、金網に車止め、手入れされていないフラワーボックス、見えにくい看板、どげんかせんといかん!
看板やサイン標示、なんとかしなくてはならないことばかりです。本当は屋上にアドバルーンをあげたいくらいです。わかりやすくて美しい表示をこころがけますので、ご意見をお寄せください。
時々ここみてますが、まず「行基」が何かわからない?
どう読むのかもわからない できたら まず そこからこのブログで教えて欲しい いつからあるのか?なにをしたひとなのか・・・・
行基は「ぎょうき」あるいは「ぎょうぎ」と読みますが、奈良時代の僧侶です。聖武天皇の大仏建立事業にリクルートされながら、開眼法要を待たずに亡くなりました。吹田とのかかわりがあり、今回の展示となりました。詳しくは稿を改めます。