今日9月15日(日)は台風が近づいてひどい雨だったにもかかわらず、300人近い入館者があり、わくわく体験にもたくさんの方が参加されました。吹田市教育委員会西川教育長の開会のあいさつ、吹田市議会議長豊田稔氏の祝辞のあと、点字名刺づくり、エコ封筒作り、絵本の読み聞かせ、九路盤囲碁体験、点茶体験など多彩なプログラムに親子連れなど多くの人が楽しんで参加していました。今回のイベントは市内の点訳・音訳のボランティアグループや日本視覚障害囲碁普及会、片山中学校茶道部の協力によって実施しました。
2時過ぎには井上哲也市長も来館されました。
9月16日(月)は元大阪市立盲学校教諭 藤野高明氏の講演会「さわる楽しさ、わかる楽しさ-見えることだけが100%ではない-」があります。藤野さんは幼少のころ、不発弾の事故によって両目の視力と両手先を失いました。18歳まで就学免除され、教育を受ける機会を奪われていましたが、唇で点字を読むという独自の方法で点字を学び、18歳にして盲学校への入学を許されました。その後、教師を目指して勉強し、教員免許を取得し、盲学校教師として勤務されました。たいへんな思いをして勉強され、努力されてきたと思うのですが、ご本人はとても気さくで、自然体な方です。ご自身おいたちや体験に基づいたさわる博物館の楽しさなどについてお話していただきます。多くの方に聞いていただきたいと思っています。
(IN)
コメント