GSをガソリンスタンドと書いて笑いを誘ったのではありません。まだ小学生だった私には、芸能界は余りに遠い世界だったのでしょう。それでも、当時のグループサウンズの歌をほとんど知っているほどGSは偉大だったのですね。
その証拠に、今日は千里ニュータウン展で初めてトークショー開場前に入場を待つ行列が出来ました。東京など遠方から森本太郎さんに会いに来られた方々です。年の頃からするとグループサウンズが流行っていた頃、丁度中学生くらいかな?という感じでした。
さて、ザ・タイガースのデビューの頃の裏話です。
元々、京都出身の5人は『ファニーズ』というグループ名で大阪の『ナンバ一番』に出演してメジャーへの道を歩み始めたそうです。その頃は、内田裕也の後ろ盾で彼と共演していましたが、人気が出始めると周りが黙っておらず、彼がロンドンに行っている間にザ・タイガースは東京でメジャーデビューしたそうです。当時の芸能界は、今とは違って封建的であった反面、面倒見の良い義理人情の世界だったようです。
ザ・タイガースの活躍はここでわざわざ書くこともないでしょうが、当時は空港で到着した飛行機のタラップから直接乗った車で移動したとか、ファンにもみくちゃにされて発車時刻に遅れた新幹線を待たせたとか、今では考えられない逸話があくさんありました。
他の芸能人ネタでは、ゴットなんとかと呼ばれるある歌手は、使い走りのような人にまで小遣いを渡したりしたそうで、世界で一番の人たちのある人のようにケチではなかったようです。それでも、賭けマージャンで人が変わる女性歌手のお話など、尽きることのない裏話はなかなか聞けるものではありませんでした。
(by遅れてきたkattan)
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