モントリオールと言えばカナダ第二の都市、1967年…大阪万博の１回前に万博を開催した都市であり、1976年にはオリンピックも開催しています。
12月2日、「07EXPO70－わたしと万博」最終の市民フォーラムでは、千里の万博公園内（みんぱく前）にある平和のバラ園がモントリオールのロータリークラブからの提案・寄贈をベースに整備されたものであり、「万博開催都市から万博開催都市への」平和を祈念したバトンであったエピソードが、ようちゃんから紹介されました。
そういえば個人旅行ですが、1992年に僕はモントリオールに行ったことがあったんでした。友達がたまたまいたんですよね。
行ってビックリしたのは、ここはアメリカ大陸とは言えカナダのケベック州で、ほぼ、フランス語！街並みも旧市街はこんなふうにプチ・ヨーロッパ風であったことでした。
プチ・ヨーロッパといえば聞こえはいいけど…フランス語って、読めないぞー。そんなこと、聞いてへんやん。この街ではフランス語が通じるのではなく、英語がツウジナイ！これではレストランでオーダーもできず、緊急避難的に駆け込んだマクドナルドでさえ、プレートを指差してしか注文できなかったのは15年後の今も心の傷になって残っております。（しかもケベックのフランス語というのは、フランスのフランス語とかなり違うようですね…どっちにしろ、わからないけど…）
昔の写真を探したら、出てきました！じゃじゃーん！これがモントリオールの万博公園です！もうすっかり記憶から消えていたのですが、ガイドブックやインターネットで記憶を修復して解説すると、川の中洲みたいなところにあって、千里のような大緑地公園になっているようですね…。この塔は1930年代に造られた給水塔兼展望台。
行かなかったけど大カジノもあるらしい…千里にカジノができてたら、どうなってたでしょ？
これこそ、EXPO67アメリカ館として建設されたドーム。思想家にして建築家のバックミンスター･フラー氏のドームです。「宇宙船地球号」で検索すると、いろいろ出てくると思いますよ。建築から理想未来を語る…というのは、まさに当時の万博に共通した精神かも？
こちらは1976年のオリンピック公園。こっちのほうが万博っぽくてハッキリ覚えてました。大阪万博のオーストラリア館のようでもあり、東京代々木のオリンピック･スタジアムに似ているようでもあり…。上に上ってモントリオール市街を一望できます！
実はこっちが万博会場だと記憶違いをしていたのですが、これはオリンピック公園。一つの都市で万博とオリンピックを10年もあけずに両方やるなんてどんな大都市か？と思えますが、実際にはむしろこじんまりした、マクドナルドでも英語が通じなかった哀愁の記憶をたたえた街なのでした。
※ちなみにモントリオール市は上海市、広島市と姉妹都市を結んでいます。
（by okkun）
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