昨年の暮れからお正月に「初夢はくぶつかん」を企画しました。コメント欄はチャット状態になり、たいへん盛り上がりました。ヨシモト風と言いますか、シッチャカメッチャカな漫才的軽口が氾濫、一時はどうなるかと心配しましたが、終わったあとまとめてみると、市民の皆さんの博物館はこうあってもらいたい、それにはこんな装置や、心構えが必要だという思いが見事に言いあらわされていて、ズボラなカンチョーは、膝を打ったり、グサリときたり、ただ空を仰ぐばかりだったり、まー、たいへん教えられることがおおかったです。
本年は、それぞれに夢をかたってもらうという新しい企画をにしました。おかげさまで、アクセス数もふえて安定、コメント欄での意見交換も活発でした。内容は、ほんとに夢のような話だったり、見かけによらずロマンチックな本性があらわれたり、いまコーしろという現実的提案だったりと、なんといいますか、千変万化、阿鼻叫喚、驚天動地。しかし、前回も感じたことですが、荒唐無稽と思われる提案がおもいがけず実現したりするんですねー。うちの市長は(役人の言葉を借りますと）しばしば突飛で、難儀なことを言い出すのですが、このブログをけっこう読んでるのかな－、と思うことがあります。
博物館は市民のもの、そのパワ－とアイデアをいかさなければ、将来きっとほろびてしまう、と私は考えています。そうしないためには、博物館に対して、みなさんが夢を育み続けていかれることを願っています。そして、いい夢を見たときは、いつでも語りかけてください。（カンチョー）
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