11月9日(日曜)午後2時からアサヒビール株式会社名誉顧問で吹田商工会議所会頭の夜久亢宥(やく たかひろ)さんによる講演会「思い出のビール造り」 がありました。
講演は次の目次で始まりました。
1)昭和26年(1951年)入社のころ
2)古代から中世のビール(BC7千年~AD1800年ころ)
3)日本のビールのはじまり
4)ビールの味の変遷
5)思い出のビールづくり
上記の各項目の内容はとても充実していてこのブログでは書ききれません。近く吹田ケーブルテレビで全編が放送されますのでご覧下さい。放送日や時刻が判明しましたら、このブログでお知らせします。
この講演会で力が入っていたのは、ナント言ってもスーパードライ物語。
昭和24年(1949年)、当時の連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の最高司令官、ダグラス・マッカーサーの指示のもと、財閥解体を目的とした『過度経済力集中排除法』によって大日本麦酒は朝日・日本(現サッポロ)・麒麟に分けられた。分割当初、朝日麦酒は35%のシェアがあった。
昭和26年にアサヒスタウトを再生産
昭和26~27年にアサヒ黒生ビールを再生産
昭和32年アサヒゴールド新発売
昭和33年缶入りアサヒゴールド発売
昭和39年高温瞬間殺菌法を採用したアサヒスタイニー新発売
昭和43年アサヒ本生新発売「レーベルの日付が新鮮なうまさを保障します」
昭和46年全製品に高温瞬間殺菌法を採用
昭和53年:容器戦争がはじまり、「とっくりたる」新発売
昭和54年:容器戦争のなか、「ミニ樽」発売
昭和61年 樋口廣太郎氏が社長に就任。
アサヒ生ビールのCM「コクがあるのにキレがある」がヒット
昭和62年 スーパードライ新発売・・・昨年20周年。
昭和60年まで国内シェアは右肩下がりだった。しかし「コクがあるのにキレがある」のCMから右肩が上がりだした。その中でスーパードライの発売はカケだった。しかしカケは当たった!!
世界のビール 苦味の比較
国内ビール各社の味の比較
1889年に創業したアサヒビールは今年119年目。そして奇しくもきょうは11月9日。何かの縁を感じました。
(おーぼら)
コメント