カンチョーが、地球研の内山純蔵先生の研究室をたずねました。
動物考古学者の内山先生のところには、骨がいっぱい!
動物考古学者は、現存の動物の骨格をあつめ、よく観察しておいて、貝塚などから出土する破片をみて、どんな動物かをを復元するのだそうです。研究室の棚にはクマ、オオカミ、サル、イノシシ、シカ、テン、キツネ、アナグマなど、300以上の骨があったとか。
吹田には、
人類が現れる前、何十万年もの大むかしの地質時代にはワニやゾウがおり、
縄文時代は、シカ、イノシシ、クマ、イヌ、ウサギなどが、
歴史時代にはウマ、ウシなど新顔があらわれたことが発掘の結果わかっています。
小学生が樫切山でウサギ狩りをやった話は今も語られていますね。それから、マムシがいっぱいいたという話もあります。
ところが現在は、
茨木・箕面の山中には、今もシカ、サル、イノシシがおり、安威川でイノシシが歩いていたのを見たという情報もありますが、吹田にはキツネ、タヌキ、ネズミ、カヤネズミくらいしかいない。
なぜか?
それは縄文時代的(というとムカシすぎるか、、、いわゆる、里山的な)森が消えてしまったからです。
あるいはそれが都市の森の姿かも・・・・
先史時代にいたと思われる動物の頭骨を並べてもらいました。
●手前から、イヌ、シカ、イノシシ、クマ。
骨なのに存在感があるな~!
(こぼら聞き書き、たかちゃん監修)
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