理想の町を追いかけて　－okkunさんの報告

１１月１３日（土）午後2時から、千里中央のコラボで、okkunさんの「理想の町を追いかけて－日本のニュータウン全39ヶ所を歩く－」がありました。okkunさんは2006年のすいはくでの「千里ニュータウン」展に関わったことがきっかけで、「ニュータウン」にはまり今日にいたったそうです。

以来4年、大規模ニュータウン連絡会議編『日本の大規模ニュータウンの概要』(1991）に掲載されている開発面積300ha以上のニュータウン39ヶ所をすべて歩いてこられました。写真と簡単なコメントをつけて全部（+α）紹介、「同じ町はないけれど、同じDNAから生まれているので、共通の特徴と課題がある」（景観もどこか似ています。okkunさんの切り取ったニュータウンの風景写真には、千里をおもわせるアングルがいっぱいありました。　ブログ・アラウンド藤白台を参照ください。たとえば→高蔵寺NT、泉北NT）、「開発に終わりはあるけれど、住民生活に終わりはない、町を育てるのは民である」と力説されました。
オマケ？として上海のニュータウン事情も。経済成長が著しい中国は、都市のかたちも急激に変貌しているのがわかります（→都心はこんな高層住宅が建ち、郊外にいくとこんなニュータウンが・・・）。

最後に質疑応答の時間があり、熱心なやりとりがありました。「関東地方のニュータウンは縄文遺跡が出てるところだなあ」などとつぶやきながら聞いていたカンチョーも（乱入せず！おとなしく自分の席から）質問していました。

（こぼら＠こらぼ）