今、博物館は夏の特別展「環境と災害」に向けて大わらわの状態ですが、突然、こんなメールを受け取りました。
秋の「ユニバーサル・ミュージアム」イベントについて、下記日時にて、視覚障害者6名、他5名で話し合います。
6月1日(水)10時30分~12時、場所 総合福祉会館・2F 技能習得室。是非、カンチョーにきていただきたい
と。これは、昨年の実験展「さわるー五感の挑戦」でのイベントや展示について、お世話になった市民グループ、「円」からのものでした。
四国から寝ぼけナマコで、かけつけたカンチョーと、学芸のIさん、Sさんが参加して、活発な話し合いがおこなわれました。意外な事に、視覚障害者の方は「体育会系」がおおく、昨年やったピンポンのほかに、今年はタンデム自転車イベントをやってほしいというのです。タンデムは2人のり自転 車で、前をこぐ人はパイロット、後に乗るストーカーと呼ぶそうですが、パイロットをたくさん育ててもらえば、私たちはうしろにのってスピードを楽しめるからと騒ぐのです。
タンデム自転車のイベントは夏の展覧会でやるので、ぜひ参加して秋のイベントについて談判・調整したいとのことでした。
さらに、フロア・バレーというのもあると。でも、博物館では狭いので、まずオリエンテーションを講座室でやり、試合はとなりの中学校の体育館でやるといいなー、などなど、大変な盛り上がりようでした。
もちろん、イベントだけでなく、展示で「絵画」を扱えないかという問題提起には大変刺激を受け、考えさせられました。このような議論を重ねる事 によって、これまであまり取り上げられることのなかった展示への道がひらけるのではないか、博物館というのも捨てたもんじゃないなーと新しい希望 がわいてきました。
(カンチョー)
コメント
うまいことに 我々はタンデム自転車のみならず タンデムカヌーのノウハウもあるのです 古くから西宮の河川敷では 視覚障害者対象のタンデムサイクリングイベントを年に一度開催しており それがきっかけで NPO法人 西宮視覚障害者タンデム自転車を楽しむ会 が誕生したのです(^^) ぜひ 一度 武庫川に乗りにお越し下さい。
タンデム自転車は障碍者、健常者の区別無く楽しい乗り物です。なかなか理想的な「ユニバーサル」だと思いませんか?
どんな特別展になるか楽しみです。
今年 12年目になりますかね 何度か行ってます
「NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会」
で検索してみてください
今年の夏 すいはくのイベントでは 「あおぞら財団」でタンデム自転車を借ります こちらもホームページあります タンデム自転車レンタルのことも載ってます
あおぞら財団前のサイクリングロードで乗るなら¥500です 体験会もありますよ♪