8月14日(日) 午後2時~3時半ご先祖さまが戻ってこられるこの時期に「災害と医療」をテーマにした講演会をおこないます。
メインキャスターは、阪神大震災当時、宝塚第一病院外科部長だった小田忠文氏。(すいはくでは、おなじみですね。参照→2011.3.20のブログなど)
当時の経験をもとに、災害時の身体と心のケアについてお話ししていただきます。
今回は、心身の管理と不可分の関係にある「食」についても考えてみましょう。栄養学の観点から、山口大学の五島淑子先生に「災害時の食」についてコメントをいただきます。五島先生は、小山カンチョーと一緒に、『斐太後風土記』に記載されている食やオーストラリア・アボリジニの食について栄養面から迫った研究をしています。
また、実際に非常食を食べてみましょう。展示で紹介している非常食を調理して試食します。
湯を注げば30分ほどで、山菜ごはんができあがる、とりわけ用の器もスプーンもついている、というのですが、さてどんなものなのでしょうか。
連続講座にもなりそうな内容をぎゅっとつめこんだお得講座です。ぜひお越しください。
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コメント
小田ドクターにこのフォーラムにぜひ正式参加させてくれと交渉しましたが何となくツメタイの。だから乱入するぞー。
常ならぬ食はわたしの人生ではあたりまえのものだった。アーネムランドのむらにすみこんでいたころの普通の食はカンズメと生タマネギ。運がよければ、カンガルー、カササギガン(ツルもくった)、ナマズ、トカゲなんかをめぐんでもらった。
一応学者を自称なさってるカンチョーは医療を文化としてとらえようとなさってます。私的には医療はかなりの部分は科学だろうと思います。「なんとなくツメタイ」と思われたのはその温度差からでしょう。両者の温度差を埋めるべく今回は災害医療を文化面からもとらえてみようと思っています。