館長ノート

館長ノート

博物館の外回り :インスタレーションを考える

特別展のイベントによく使われる屋外の場所が2つあります。展示場からドアをくぐって、廊下に出て扉を開けると(いつもは鍵がかかっていますが)、芝生の広場があります。屋根の下にコンクリートのたたきがあり、日差しや風雨に強いので、ファッションショウ...
館長ノート

博物館の施設をどう使うか

夏の自然展に向けての市民委員会が活発に動いて、展示、イベント、講演会・シンポジウムの大枠がようやく浮かび上がってきました。基本コンセプトは「吹田の自然の現状と未来の姿を描き出す」。今回は自然に止まらず環境問題もとりあげ、より総合的、今日的な...
館長ノート

夢のプロジェクト :高樋

吹田の水を大阪に送るというテーマで、地球研にいってグーグルなどのITを駆使?して、吹田から天満橋までの高樋のイメージ図と断面図を調べてもらってきました。天満橋にしたのは難波宮のある上町台地の標高が垂水神社とほぼ同じになるので、そこまで「お上...
館長ノート

縄文の服作り

3月13日、午後1:30から講座室で「縄文の服作り」のイベントがありました。ファミリー企画で挑戦、アクリル絵の具の乾きが遅いので、記念写真のとき着られなかったのが残念。今度やるときは、髪を結い上げ、お化粧してアクセサリーをつけ、縄文人になり...
館長ノート

千里二世の語る @まちづくり市民フォーラム

2月27日におこなわれた第8回千里ニュータウンまちづくり市民フォーラムでのパネルディスカションがたいへんおもしろかった。それはパネーラーの世代差、古型は千里NTをつくった片寄さんとNTを追跡をし続けている太田さんvs新型(アラフォー?)の石...
館長ノート

にぎりめしの起源

先に載せた『縄文ファイル』にこんな記事が出ていました。コメを炊けば自然とニギリメシはできそうですが、考古学的に追求すると・・・。2009年の夏、横浜市・北川表の上遺跡で、古墳時代後期の竪穴住居の床面から出土した約15cm角の炭化米の塊を調べ...
館長ノート

『縄文ファイル』に掲載されました!

『縄文ファイル』No.173に、三内丸山遺跡でおこなった”だれもが楽しめる博物館プロジェクト”の活動報告が掲載されました。大きな縄文の甕を抱えた参加者、重さやサイズをじかに感じるという、ふつうの展示ではのぞめないショットですが、幸せそうです...
私たちの活動

4年エコキャップキッズ隊 成果報告

先日報告した東佐井寺小の子どもたちが、エコキャップ集めが大成功でしたとお礼状を持ってやって来ました。その数なんと331838個、ワクチンにして414人分、回収にきたトラックが一回では運びきれなかったそうです。まだ他にも回収箱を置かせてもらっ...
館長ノート

高樋 拾遺: 先端科学としての水

飛鳥に行って「水落遺跡」をみてきました。中大兄皇子が斉明4年(660)につくった漏刻(水時計)の跡といわれているものです。しっかりした石組みがあり、出土品からみると、贅をこらした建物だったらしい。その中央に、いくつかの水槽を段状にならべ、最...
館長ノート

ならウォーク

とても天気がよかったので奈良にドライブにいきました。遷都1300年、奈良市の懸命の努力の結果でしょうか、たくさんの人が来ていました。なかでも、 30人ほどのグループの多さが目立ちました。市報に出ていたならウォークの参加者だったようです。奈良...