館長ノート

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ヘレンケラーの景色: 「さわるー五感の挑戦」展の展開に向けて

昨夜テレビで「全盲の天才ピアニスト辻井伸行」という番組があった。天才少年からプロのピアニストへの厳しい道のりを歩み出した姿を映像記録でしめしたもの、たいへん感動した。はじめて作曲したという「川のささやき」のピアノ曲が演奏されたとき、ヘレンケ...
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入場者1日8000人@みんぱく:博物館の経営について

11/15(日)、無料観覧日のみんぱくの入場者は8000人をこえ、何回も入場制限して待ち行列ができたそうだ(ちなみに、その日のすいはく入場者は180人、もちろん(元)国立博物館とは比べるべきもないが)。いま、特別展「自然のこえ 命のかたちー...
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高校生との対話

岐阜県の益田清風高校の特別講義に行って、生徒たちとお話してきました。担当のakakageさんは私がアドバイザーとしていってた飛騨世界生活文化センターにいたことがあり、その縁で呼ばれたことがきっかけ、数えるともう3回目になります。実践第一とい...
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イチョウ

山田伊射奈岐神社のイチョウがきれいに黄葉しています。イチョウは街路樹によくつかわれているほか、神社仏閣におおくみられます。吹田の街路樹調査や大木調査をみてもわかりますね。ところで先日の焼畑サミットでお会いした北海道の考古学者Y先生によると、...
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九州のおみやげ

上はイトマキ大根、右から:干し椎茸、その下:柚子胡椒、その左:山茶=椎葉村その左:柚子ハチミツ、古代米ポン菓子(大分県)椎葉村では「持って行きなさい」と畑や戸棚から直接、大根はもっとあるよと言われたけど重くて、重くて。その結果、大分空港では...
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焼畑サミットin大分:館長ノート

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パソコンのキーボード

このあいだの旅行で、ロシアに行ったときキリル文字に悩まされたことはお話ししました。ロシア人にローマ字を教えなアカンとか。ロシアのパソコンのキーは、上にローマ字、下がキリル文字と2段になっています。これは日本では上がローマ字、下がひらがなとな...
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09年スズムシの最後

11月6日とうとう残った数匹もピクリとも動かなくなりました。彼らの隠れ家だった炭や登って遊んだ串をかたづけ越冬準備。来年うまくかえることを祈ります。カビをよせつけず湿気を保ついい方法があったらお教えください。(長江)
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ボルシチ

山形の焼畑の赤カブ(温海カブ)で、サンクトペテルブルグ風ボルシチをつくってみました。(長江) 【材料】牛肉ブロック300g赤カブ 4個キャベツ1/3個ジャガイモ 3個セロリ 1/2本人参 1本トマト 1個玉葱 1個ニンニク 2片ローリエ 2...
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生きている焼畑

エストニアでの講演は「火で環境をコントロールする」という主旨で、縄文、アボリジニ、日本の焼畑農耕を中心に話しました。締めの言葉は「日本では1960年代まで焼畑はさかんにおこなわれていたのですが、今はもう消え去りました」でした。今回はスケジュ...