館長ノート

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マツムシもどき

丹波からスズムシをもらってきたのと同じころ、うちのベランダのプランターのフキの葉に緑色の虫が住み着き、盛んに葉を食い散らしている虫がいます。逃げる様子もないので、とりあえずマツムシもどきと名付け、様子を見ています。これはいったい何虫なのか。...
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スズムシ

オオムラサキでお世話になった丹波の森公苑のA立先生から、今度はスズムシをいただきました。2令幼虫だと思いますが、やや大型の虫箱に20匹ほど。底にぶ厚く砂を敷き、木炭をならべて、上に半裁したキュウリと茄子がおいてありました。「スズムシのエサ」...
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日食と神話 :超自然現象と科学

日食の日のイベントに500人近い人が博物館に集まったので驚きました。予報がかんばしくなかったので、2階の講座室にテレビを据え、実況放送をみながら、いろいろなお話をする用意もしてありましたが、雲間から時に太陽が現れる程度の天気だったので、みん...
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平日もぞくぞく : こどもたちの博物館

22日の「日食を楽しもう」は数えなおすと500をこえていました。その勢いか、夏休みだからか、子どもたちがたくさん博物館にやってきています。コメントにあったように、子どものいる博物館風景はイイものです。J:COMの取材班がそれをおっかけていま...
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「吹田市の自然物語」展・宵山(2) : 館長ノート

今日は宵山と言っても祇園祭でのことはありません。アーカイブ展の第3期「吹田市の自然物語」は明日開幕です。15日に第2期の陳列品撤去が終わり、15日からは演示をはじめ(ブログに記事があがらないほどのいそがしさ )、今日は最後の追い込み、演示は...
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年輪からわかること:「吹田市の自然物語」

昨日、7月19日(日)の講演をお願いした光谷拓実先生を訪ねました。「年輪は木が記録したカレンダーです。気候や地形の違いを木が育った環境を微妙なところまで記録しているのです。今のところ、それが読み取れるのはスギ、ヒノキだけですが、将来はマツと...
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日食観測特派員募集

7月22日に日食を見るために海外に出かける特派員を募集します。当日、携帯またはメールで、現地の状況を報告していただける方。すいはくで、たくさん集まったイベントの参加者にテレビて実況報告(できるとおもいます)。旅費、経費、報酬などはありません...
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イノシシが・・・

現在の日本の動物相(Fauna)は8000年前頃にできあがったようです。その前の氷河期は草原的な環境で、ナウマンゾウ、オオツノジカなどが徘徊していましたが、気候の温暖化と海面上昇によって日本が列島となった結果、超大型獣は絶滅し、大型のイノシ...
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図録できました 「吹田市の自然物語」

7月18日(土)からはじまる吹田アーカイブ展第3期「吹田市の自然物語」の図録ができました。図録は『博物館だより』38号を増ページし、特別号としてかえることにしました。だから無料です。(こちらを参照ください)吹田市では、都市化が急激に進行中で...
私たちの活動

地図を読む

「座敷牢に閉じこめられて・・・」といつも挨拶代わりにいうのですが、吹田地理学会の人たちは、普段はあまり使われない博物館のせまい和室にこもって、地図や航空写真をにらみながら、話し合い色鉛筆を走らせています。従来「お宝展示」を旨としてきたすいは...