館長ノート 子どもの頃描いた風景 このあいだひさしぶりに故郷に帰ったとき友人が、昭和30年代に描いた絵(上)がでてきたが、その時の民家が今もそのまま残っているよと見せてくれた。それを持って現地に出かけていった。納屋が駐車場になり、まわりの道路や電柱、家並みなど景色はかわって... 2007.02.05 館長ノート
館長ノート ニッポン、チャチャチャ!! -私たちはどんな景観を守ろうとしているのか 2月1日、地球研で内山純蔵さんの景観研究会に参加しました(2006/7/21ブログ)。 スウェーデンの生態的景観計画についての発表からはじまったのですが、「自然さ」とはなにか、が論点でした。市民の自然環境にたいするイメージと政府のプロパガン... 2007.02.02 館長ノート自然
館長ノート 時間、翔ぶ翔ぶ ゾウからキョウリュウまで 私は縄文時代が専攻だった。何千年も前のこと、縄文人は言葉を話していたのかなどと人にはよく聞かれる。 旧石器時代の遺跡を掘ったが、それは3万年以上前のものである。 今春、吹田の景観についての展覧会をやろうとしたら、展示室にある菩提池から出土し... 2007.01.31 館長ノート自然
館長ノート メタセコイア植樹祭-春の特別展@すいはく(2) メタセコイアの化石は1939年に100万年以上前の大阪層群から発見され、1941年に学会に発表されました。セコイア(レッドウッド=カリフォルニアの世界一の高さを誇る樹)ににているので、三木茂博士がメタセコイアと名付けたのです。絶滅したとされ... 2007.01.29 館長ノート自然
館長ノート 吹田にゾウやワニがいた頃-春の特別展示@すいはく 4月からの特別展示「吹田の景観を掘りおこすPARTⅡ」の準備が進んでいます。昨年夏の「吹田の景観展」の時代を絞りこみ、 1.200万年前のゾウやワニがいた地質時代から、 2.3万年前にヒトがやってきて活躍していた旧石器時代、 3.気候温暖化... 2007.01.27 館長ノート自然
館長ノート すいた操車場-遠い夏の思い出 昨年、「吹田の景観展」をやったとき、吹田の風景画を募集しました。 絵を展示して、来館者に好きな作品を投票してもらいましたが、高得点を得た入選作のなかに、今でもわたしの心に残っている絵があります。 和田暎子さんの「すいた操車場-遠い夏の思い出... 2007.01.18 館長ノート
館長ノート 初夢はくぶつかん コメント合戦の計量的研究 12月29日に火蓋が切られ1月8日までおこなった「新春紅白コメント合戦!『初夢はくぶつかん』」は、吹田市立博物館がどんな博物館になってほしいのか、期待や夢を自由に語ろうという企画でした。当初の計画では、1月5日に博物館が開館するまで、という... 2007.01.11 館長ノート博物館考
館長ノート アーネムランドのクワイ おーぼらさんの今年の初仕事、クワイほりの記事を見ていたら、アーネムランドにいたとき、村の女性たちととりにいったのとあまりよく似ているのでほーとおもいました。 調べてみると、あれはカヤツリグサ科、ハリイ属のイヌクログワイでした。中国、インド、... 2007.01.10 館長ノート自然地域文化資源
館長ノート 御礼–初夢はくぶつかん コメント合戦 この企画は、すいはく(この愛称はブログで討論され、決まったようです)振興する、つまり、もっと人が来て楽しめる博物館にするためにはどうすればよいか、皆様のご提言(夢のようでもいいから)をいただこうと、12/29から1/8の期間限定でおこなった... 2007.01.09 館長ノート博物館考
館長ノート 博物館と性善説・性悪説 この間、久しぶりに東京国立博物館にいって特別展「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り」(会期:12月3日(日)まで)を見てきました。 人が大変よく入って、待ち行列が出来ていました。東博と言えば、昔の帝室博物館のお上の威光のようなものをつい... 2006.12.21 館長ノート博物館考