市民に開かれた博物館

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小山館長の博物館についての考えを「博物館だよりNO.23」に書かれた言葉から引用します・・・ちょっと長いですがとても良いお話です!・・・

いま世界の博物館が大きく変わろうとしています。これまでは薄暗いガラス戸のなかに、ほこりをかぶった骨董品が並ぶ、ガランとした場所というイメージでした。しかし、興味深いテーマをとりあげ、モノのほかにも、音楽や舞踏、芸術家の制作のようすを見せる博物館が多くなりました。ミュージアムショップやレストランも充実して、ボランティアに案内されて子どもたちがつぎつぎと通り過ぎる、まるで街角に立っているような気がするほどです。

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なぜこんな変化がおきたのでしょう。一つはモノは単なる物体ではなく、それを作った技術、使い方、修理、手入れ、使用しなくなった理由などさまざまな情報がこめられていることに気がついたからです。

梅棹忠夫さん(国立民族学博物館初代館長)は、これからの博物館は博情(報)館であるべきだといっています。モノは見るだけではだめだ、さわったり、使ってみなければ本来の意味はわからない、それは楽器を例にとるとよくわかるでしょう。

しかし、貴重な文化財を守るためには、触れてもらうわけにはいかないという博物館の役割もあるので、複合的な演示(見せ方)の力量が問われるところです。

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もう一つ、博物館に対する市民の意識が大きく変わってきたことがあげられます。陳列品を漫然とみるだけでは満足しない、こういうものをこういう風に見たいという、市民が増えているのです。博物館は、地域の文化力をあらわす場所だといえるでしょう。

そのために皆さまに積極的にご参加いただきたいと思います。市民に開かれた博物館になることを願っています。

(広報@おかきた’まり)

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