『吹田の景観を掘りおこす』展のご案内(5)

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稲作の始まりと展開

弥生時代はこれまでの採集・狩猟が主であった生活から大きく変わり、米作りが中心の社会となりました。米作りを通してムラづくりが進められ、大きな集落が成立していきました。吹田市内でもこれまで弥生時代の遺跡が多く見つかっており、集落の周辺には水田の景観が形作られました。
垂水地域では丘陵部に集落跡が確認されていますが、その眼下の平地部でも弥生土器が出土しています。三島平野への入口に当たるこの地域は、各地でクニづくりが進んだ動乱の時期(中期~後期)の中で、重要な地点であったと考えられます。
古墳時代には使用する道具や土木技術の発達により、さらに水田が広がったと考えられ、そうした当時の土木技術の一端を垂水南遺跡の水田遺構で知ることができます。 (西本安秀)

絵は、さかいひろこさんです(千里ニュータウン展Tシャツのデザインをしてくださったイラストレーターです)。

募集してま~す!!
夏休み企画展示「吹田の景観を掘りおこす」展記念
むかしむかしの吹田の風景を自由にソーゾーして描いてみよう!
■応募要項は、8月2日のブログをみてね。

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