「ワニと暮らす人々」久保正敏氏(国立民族学博物館)

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5月20日(日)14:00~、吹田市立博物館・講座室で、
久保正敏氏(国立民族学博物館)の講演「オーストラリア・アボリジニとワニ」がありました。
オーストラリアの北部、アーネムランドにすんでいるワニは、体長7mにもなるクロコダイル科のイリエワニです。このワニは、ふだんは海にいるけれど、雨期になると川をのぼってきて産卵します。

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オーストラリア・アボリジニの人たちは、さまざまな精霊が文化・土地・人びとを創造した「ドリーミング」という神話世界をもっていて、儀礼の歌や踊り、絵画などをとおして、いまも精霊たちと交流しています。彼らのなかには、ワニが祖先だという人たちがいて、ワニは火の神話と結びついています。

そんな、ドリーミングを描いた樹皮画と彫刻のなかで、ワニの登場するものを持ってきてくださいました。だいたい1980年代のもので、小山修三氏が収集してきたものだそうです。

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今回は最後に、ゲストの小山氏と堀江保範氏が加わって、みなさんのアボリジニの歴史、言語、文化、生活などにかかわる質問に答えました。

-アボリジニの村に行って何をしているのか?
「参与観察しています」(村の中に入って生活し、カンサツする。要するに、カンチョーが、すいはくに来て、シミンのなかに入ってやっていること・・・と、だいたい同じよーなもんです:勝手にこぼら注)。

(おーぼら+こぼら)

 

コメント

  1. てつ より:

    いやね この日は 段ボールワニの故郷 くるくるプラザの フリーマーケットに応募したら いつも当たらないのに 当選しちゃってさぁ 出店しまして 途中抜けして 喫茶ミリカの美味しい珈琲飲みに行き 2時には 泣く泣く すいはくをあとにしました・・・(^_^; 一番気になったのは H師匠の着てた リーボックのラグビーワールドカップ2004年の ジャージ そこにばっか 目がいってましたぁ(^^ゞ 「ワラビー」の話し 聞きたかったなぁ(^^ゞ

  2. より:

    自然に帰りました。 エミールを読んでみたくなりました。

  3. pigmon より:

    「センリジン」も・・・

  4. もぐら より:

    カンチョーの「参与」「丸投げ」はたいへんでっせ。

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