考古学とコンピュータ

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現在、全国には40万をこえる遺跡が登録されており、発掘や発見の届出は、毎年約1万件と言われています。そのため、遺物の数も厖大になっています。たとえば木簡に書かれた文字データの件数はいまや万単位。また、発掘は遺跡の一部分しかできないので、その全容やまだ掘ってない部分がどうなっているかの把握が大変難しいのです。大量のデータを扱い、未掘の部分をどう予測するかについては、コンピューターは不可欠な道具です。

今回の講演会では、この分野の第一線研究者をお招きして、データベースの検索とCGをつかったシミレーションの実際を紹介していただきます。

■日時:8月19日(日)13:00~15:00
■場所:吹田市立博物館 講座室

■タイトル および 講演者:

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「考古学データベースの作り方と使い方」
及川昭文氏(総合研究大学院大学)
1.縄文貝塚データベース:縄文人は何を食べたか、そして 2.弥生遺跡データベース:ヤマタイ国はどこかをさぐります。

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「前方後円墳のかたちを分析する」
小沢一雅
氏(大阪電気通信大学)
前方後円墳はどのようにつくられていたかの分析を話題にCGをはじめとする先端技術を紹介、わかりやすく説明します。

(時間があれば)「館長(乱入)トーク」があります。

コメント

  1. もぐら より:

    了解です。おいかわ先生、ひたちなかにも遊びにきてね(ふるさと考古学のザチョーとしてのオネガイ?)。

  2. カンチョー より:

    すんません、遊びに夢中で忘れてたのです。もぐちゃんが頼めば、おいかわ先生は、そちらへも、きっと来てくれると思うよ。

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