2008-04

イベント報告【終了】

博物館トーク聴講記 :4/20藤井裕之学芸員

4月20日(日)の博物館トーク、藤井裕之さんの「民具の機能と心象世界-箕を中心に-」を聴講しました。 トークの内容は、藤井さんの専門である民具研究は、これまでモノの機能、形態に重点をおいて研究が進められてきたが、実用的機能の他に信仰に関わる...
竹をたずねて

竹をたずねて :庄野の竹を同定しよう!

広重の東海道五十三次のなかに「庄野・白雨」という有名な作品があります(庄野は、現在の三重県鈴鹿市にあった宿場)。この背景に浮かんでいるシルエットの竹藪のタケ、種は何でしょうか? わたしは、「先がたれているから孟宗竹じゃないか、時代的にもモウ...
イベント告知

『すいはく新緑祭』

GWの最終の二日間、紫金山の緑と子供たちのために、市民が主体となった企画、博物館まつりをひらきます。 岡本太郎作のリオちゃんが、07EXPO70 わたしと万博展でカーニバルプラザから招聘され、博物館前に設置されたこと、ボランティア喫茶ミリカ...
ニュータウン

市民が企画運営した千里ニュータウン展(その3)

Ⅲ 千里ニュータウン展はなにをもたらしたか 全国初の試みだった、「市民が企画運営する」特別展はなにをもたらしたのだろうか。 第一に、最大の成果は、来館者の数が大幅に増えたことであった。博物館と市民の距離が近くなり、その後の来館者数がふえた。...
ニュータウン

市民が企画運営した千里ニュータウン展(その2)

Ⅱ 千里ニュータウン展市民委員会の活動 停滞の打開へ 学芸員は考古、歴史(古代・中世史、近世・近代史)、美術工芸、民俗の6名、年2回の展示を1人が責任を持って行うことになっていた。つまり、2年に1回は特別展を立案して実行するという過酷ともい...
ニュータウン

市民が企画運営した千里ニュータウン展(その1)

吹田市立博物館発行の『館報』No.8が、できました。2006(平成18)年度-千里ニュータウン展をやった年です!-の活動報告が掲載されています。展覧会概要は学芸員F氏が書いておりますが、小山修三館長も「市民が企画した千里ニュータウン展」を寄...
館長ノート

竹をたずねて :ホームセンター

障子が破れたので紙を買いにホームセンターにいきました。入り口にガーデンコーナーがあったのでつい迷いこみました、竹はどうなっているのかなとおもって。あまり大きな場所を占めてはいませんが、けっこう健闘していました。 素材としては、ごくほそい女竹...
竹をたずねて

竹をたずねて :たけのこ掘りを楽しみました!

4月13日(日), 10:00~12:00,千里第7緑地で、吹田市(緑化公園室)主催の恒例、「タケノコ掘り会」があり、世話係の「千里竹の会」Oさんの誘いで、参加しました。 場所は阪急南千里駅~西南 徒歩10分くらいのところ、かなり急な丘の斜...
館長ノート

日本史を動かしたタケ-弓について考えたこと

タケは日本の歴史を動かす力の大きな要素になったのではないでしょうか。それは武器としての弓の進化によるもの。 弓は縄文時代のはじめに現れたことは石鏃の出土することからわかりますが、弓そのものはずっと遅く、後期の北海道で出土品があります。それは...
竹をたずねて

竹をたずねて :笹繁る「いまのはりみち」

岸部神社前を東西に走る道路がようやく5月12日に開通します。 西の突き当たりは、左折れで、市民病院の東前へ、右折れで北は名神です。バスはまだ運行されないようです。しかし、これで、すいはくがずいぶん解りやすくなるのではないでしょうか。 みると...