新幹線にのって富士山が見えるとトクしたような気がする。雲でも森でも、伝統的な建築物でも、いや現代のビルや煙突でさえも、ゆうゆうとのみこんで、よく似合うから不思議だ。これぞ日本人の心の風景であり、シンボル、パワーなのだろう。
吹田には、富士山ほど高くはないが、紫金山がある。最近、わたしは紫金山にいれこんでいる。博物館と一括した景観、または館の借景として眺めるようになったからだ。市内をスク-ターで走り回っていると、四季折々、あるいはたどる道によって、山容が変化するのだが、時にピピッと身体に電流がはしるのだ。はじめはちょっと不釣り合いだと思っていたニュータウンの高層もなじんできていとほしいし、岸辺の駅や、高速道路を通過する旅人はみてるのだろうかと気にかかるのである。
たしか、年末の朝日新聞で、いちようの先端を切ったら、枝が栄え、ハートの形になって、秋に輝くような黄色があらわれたという記事を見た。そうか、植物をコーディネイトさせた景観を作ればいいのか。春は桜のピンク、夏はミドリ一色、秋は紅葉。そして冬は枯れ木立のなかの赤い椿群落・・・などと考えると心が躍る。時代が変わっても、古い組織や制度が完全になくなるわけではない。景観もしかり、いやこれこそ日本人の心の風景につながるのではないだろうか。そんなことを考えながら寝たら、「紫金山の森をハート型にして、そのなかに宇宙ステーションのような超未来建築の博物館が建っていたという夢を見た。ドギャー
(きょうちゃん)
コメント
ハートのなかにあるのはすいはくの建物ですか?
ことしの正月はヒマなんです。
夏男です。 タミフルや濾過・・中やろか。
明日は天気になってくれ!! 紫金山にハートを、に・・・。
東奔西走・南船北馬。 千万百計 出そうにない・・タミフル。
どなたか存じませんがご親切にザンシンな画像追加ありがとうございました…