9月11日のindependent 紙に次のようなイギリスのビール事情が出てました。
最近Stella Artois のような全国ブランドのラガービールの売上げは10%下落したが、その分をPale Ale やStout など地方のビターの醸造所がうけにいっています。去年一年70あまりの醸造所が新たに開業、イギリス全体ではその数550にものぼり、戦後最高の好況を呈してます。愛飲家の嗜好が何処でも手に入る市販のラガーから特徴のあるしっかりしたフレーバーのビールに移っているからです。地産地消を奨励する環境にやさしい考え方も後押ししていると思われます。
ここからは付け足し。旅行中、日本の旅館の女将と話す機会がありました。日本でも最近おいしい地ビールがつくられるようになったけど、会席料理には合わないとのことでした。イギリスのパブやドイツのビヤホールではおつまみなしでひたすら飲むことに徹している理由がわかるような気がしました。 (長江)
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