先週7日、吹田文化人懇話会のメンバーと一緒にカンチョーが、みんぱくの特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」を見学したそうです。みんぱくと茶道?え??こんな展覧会を考えるのはだれだろう・・・と思ったら、なんとすいはくの文字展の時に講演に来ていただいたマヤ文字の専門家・八杉佳穂先生がこの展覧会の実行委員長でした。
(マヤ文字と茶道の関係もふしぎですが、それはさておき)この展覧会は、民博の所蔵する世界の民族資料を、茶道具を歴代つくってきた道具づくりの専門家・千家十職の職方のみなさんが見て、こころにかなった品々を選び出し、それをもとに新たに作品もつくるという斬新なアイデアで構成されています。もちろん、十職歴代のお宝的作品もあり、こちらは4回の展示替えがあるという力の入れようです。また、展示場2階には、ものづくりの際の手の動きを、「叩く」「塗る」などの11の動詞に分け、それ相当する世界の工芸品が展示されています。
~6月2日(火) まで。くわしくは、民博のホームページをごらんください。
明日は、第371回みんぱくゼミナールがあります。
テーマ: 千家十職の家を継ぐ
日 時: 平成21(2009)年4月18日(土) 13:30~15:00 (開場 13:00)
講 師: 土田半四郎、永樂陽一、黒田益代、小林繁樹(民博)、 八杉佳穂(民博)、太田心平(民博)
会場: 国立民族学博物館・講堂
-参加無料-
(こぼら)
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