千里ニュータウンは何度か映画やテレビ番組に登場していますが、中でも著名キャラクター?の登場するものを3つここに挙げてみました。
●1.「青春のお通り」 日活 1965
主演は吉永小百合と浜田光夫。新千里山駅(現在の南千里駅)、佐竹台の団地、藤白台センターで実際にロケが行われています。オープニングの北千里山交差点(現在の北千里駅前)~新千里山駅付近の空撮は圧巻です。団地の室内や、当時は賑わっていた近隣センターの様子も出てきて、万博以前、最初期のNTの貴重な動画記録です。吉永さんが関西弁のセリフで通すのも珍しい。
当時の日活青春映画は、田舎から都会に出てきた次男三男の人たちを中心顧客層にしていたようですから、「親世代がほとんどいない若々しい自由な町」というNTの性格が、日活映画の舞台としてふさわしい…と考えられたのでは…?主人公の両親がどう見ても60そこそこでさっさと自分たちから老人ホームに入ってしまうなど、「家族観」がきわめてモダンに描かれています。この映画はDVDやビデオは出ていませんが、2004年にNHK・BSで放送されています。
(参考・インターネット日活映画友の会…私設のファンサイトです)
●2.「ガメラ対大魔獣ジャイガー」 大映 1970
万博会場にガメラが来た…という想定らしい。私自身はこの映像は確認しておりません。
(参考・DVDも出ているようです。ストーリー紹介も。)
(参考・この背景って千里NTを想定?踏むなー!)
●3.「仮面ライダー」第7話『死神カメレオン・決斗!万博跡』 東映 1971
先日館長さんがコレクターの方から預かった「カード」(めんこ?)を持って来られたのはこれだと思います…。これもむしろ「万博」関連?私自身は確認しておりません。「万博跡」というタイトルが泣かせますね…。1971年ですから、まだ記念公園としても整備されていない頃です。先日拝見した「カード」では、背景の太陽の搭にまだ大屋根がついておりました。太陽の搭の造形とショッカー・キャラの組み合わせは異形のバトルマッチです。
(参考・こちらの下のほうにストーリー紹介があります。)
(参考・DVDも出ているようです。)
万博の頃、千里NTには日本中の親戚が泊まりに来たものですが、フィクションの世界でも日活、大映、東映と各社入り乱れての千客万来状態ですね…。
(by okkun)
コメント
はい「伊東美咲さん」でした はい♪