本のご紹介 :上橋菜穂子・チーム北海道(著) 『バルサの食卓』 新潮文庫

画像カンチョーのオーストラリア研究仲間・上橋菜穂子さんの新刊書のご紹介です。上橋さんといえば、「守り人」シリーズが有名ですが、この本は、その主人公「バルサ」が食べている料理を、「チーム北海道」(<南極料理人>の西村淳氏とその仲間たち)が実現化を試みたレシピ集です。

「守り人」シリーズというのはファンタジーですから、場所も時代も架空の世界、食材や料理の名前も実在するものは出てきません(カンチョーは、「よくもまあ、あれだけ架空の名前を思いつくなあ」と感心していました)。しかし、描写がとても具体的なので、ひょっとして、これはあの味に近いのではないかなどと、読者は想像力を刺激されるのです。再現に挑戦した「チーム北海道」のみなさんも、きっとそうだったのでしょう。彼らの感想や談話は書かれていないのですが、料理の写真から、存在しない料理を創作する、ワクワクぶりがかいま見えるようです。

食というのは経験がものをいいます。上橋さんの作品に登場する料理は、彼女が育った東京の下町と、研究のフィールド・オーストラリアと、旅行で印象に残ったというトルコなどの料理がまじりあっているようです。
実に美味しそうな写真に添えられたレシピは、身近にある材料で、簡単につくれそう!そして上橋さんのエッセイが、これまたおいしそう!
手の届きそうな夢がある、そこがまたファンタジーな料理本でした。(こぼら)

*余談ですが*
カンチョーの感想は 「甘いものずきってのがフマンです・・・。ふとりそうだから」。お酒だって、ふとるとおもうけどナ。。。

コメント

  1. こぼら(注) より:

    『バルサの食卓』というタイトルですが、この本には、守り人シリーズだけでなく、『狐笛のかなた』と『獣の奏者』にでてくるお料理もあります。

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