秋の気配が深まり外を歩いていても虫の声が聞こえるようになりました。こどものころ、父が虫の声が好きで、いい季候になった、無常観を感じるといって、庭の縁側で酒を飲んでいたのを想い出します。
8月のはじめ、丹波からもらってきたスズムシはまだちいさく、鳴き始めてもたよりなげでしたが、今は大きくなって体格もがっしりして、さかんに合唱しています。
一昨日、香道のイベントがありましたが、香席はバックグラウンド・ミュージックもなく私語をつつしむという申し合わせがあるのでまことに静かだったのでちょっと驚きました。早川先生に虫の音なんかもいけないんでしょうかと聞いたら、それはもちろんよろしい。しまった、うちのムシをもっててやればよかった、と悔やんだことでした。
吹田にはいくつか名園があり、たとえば、中西邸の庭に、鈴虫を放って月を眺めつつ、秋の夜の一刻を過ごすという企画があれば素晴らしいだろうなとおもいました。
(カンチョー)
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