行ってきました帰ってきました上海万博!1970年以来ずっと胸にバンパクの火を灯し続けてきた超地元少年としては、行かないわけにはいきません!行くんだったら早いうち!だってバンパクというものは必ず会期の後半ほど人が増えるものに決まってるからです。早いうちのほうが話のネタとして有効期間も長いし…というわけで決行しました。
中でも超人気は中国館!会場の中央に威風堂々とそびえています。中国館は予約券がないと入れず、予約券は9時の開門と同時に会場ゲートで配る…のですがすぐになくなってしまうとのこと。案内所で日本語ができる親切そうなお姉さんに「どうしたら中国館入れますか?」とズバッと聞いたところ、9時に来たのでは間に合わない。各列の前から80人ぐらいに入ってないと無理っぽい…と言うじゃあーりませんか。
「ええ~?あんなに大きなパビリオンで?何千人と入るぐらい大きいですよね?」と食い下がったところ、団体予約のお客さんもいるし…とモジモジなさいます。
(目玉パビリオンが普通のことじゃ入れないって、どういうこと?ほんとは計画が立派すぎてまだ展示ができてないんじゃないの?)…と「千里ニュータウン展」のときのドタバタ舞台裏が頭をよぎります。やるほうだって大変なんだから。でも…まさかね。
「じゃあ、だいたい何時ぐらいに来れば予約券とれますか?」と聞いたところ、「6時や7時に並んでるお客さんも…でも9時に来て予約券持ってる人もたまにいるし、その日によりますが…」というので、よっしゃそれなら7時に行ってやろうと。(元)バンパク少年吹田市民の意地を見せてやる!と、2日目、ホテルの朝食もほったらかして6時半にホテルを出てEXPOタクシーでゲートに直行しました。会場には8つの門がありますが、4号門と8号門が比較的…あくまでも「比較的」すいているというので8号門に向かいました。
すでにたくさん並んでいました!開門まで2時間ただ立ってるわけですが、一番の人気館に2時間の行列で入れるならお安いご用です。大阪のときはアメリカ館6時間待ちとかありましたからね~。ガードマンが鳴らす「ピッ、ピッ、ピピピッ」という誘導の笛を聞くと40年前の記憶がよみがえって胸が高鳴ります!行列光景は「まったく」1970年の大阪と同じです!割り込む人もたまにいるけど、それは大阪でだっていたでしょう。
上海万博では、全入場者に対してゲートで飛行機に乗る時と同じレベルの手荷物検査とX線チェックがあり、その向こう側にわが愛する自動改札機がずらりと並んでいます。この検査のためにゲートが開くと一目散でダッシュ!…というわけにはいかず、並んだ時点でほぼ運命は決まっているといっていいでしょう。7時に行ってもけっこう前に人がいたのでダメかな…と思っていたのですが、予約券ありました!名刺ぐらいの大きさの紙のカード。もらった時間はすでに17:30-18:30と書いてありました。ああ、危なかった!
一番人気館の予約券をもらったらまだ朝の9時を回ったばかりなのに一仕事終えた気分になり、売店でパンを買ってやっと朝食。パビリオンは9:30にならないと開きません。(これは大阪のときも同じだったかな?)
17:30に遅れるといけないのでいくつか時間が読める中規模のパビリオンを回り、暮れなずむ中国館に向かいました。予約券持ってる人だけでも、結局また入る時に1時間半ぐらい並んだかな。ああやっぱりちゃんと中国館の展示はできてるんだ。疑ってすまん。そりゃあたぶん世界最大の万博になる上海万博のホスト国のパビリオンが、どこかの市立博物館の市民展示みたいなことはないよねえ…とワクワクしながらパビリオンに入っていくと、そこには!
(つづく) (by okkun)
コメント
さすが、すごいド迫力文。来年春すいはくで大阪と上海万博やるからおみやげ寄付してね。
上海にも青空ってあるんだ。。。
おーぼらさんが期待するほど?空気は汚れてる感じしなかったですよ。大阪と同じぐらい。ただほんらい梅雨時ですが、どうも雨が降らないと言ってました。万博見学にはよかったけれど、暑いの何のって…。上海万博に行く人は、一番忘れちゃいけないのは日差し対策です!