焼畑は残った!

画像すいはくでもたびたびお世話になった、地球研の佐藤洋一郎さんの、農業を考えるプロジェクトなかの1つのグループに「火耕班」があり、農業と火の関係を論じています。今年の会合は、土曜日のブログの山焼きの見学会からはじまった(酒ばかり飲んでたけど)のですが、昨日は佐々木高明先生を中心とするシンポ、今日はまとめのワークショップがおこなわれました。

焼畑は、狩猟採集から農業への過渡期あるいは初期農耕段階に始まったと考えられますが、現在も世界で広くおこなわれていており、森を焼くので地 球温暖化の元凶のようにいわれることがあります。「そんなことはない、持続的環境利用を果たしている、立派な農業システムである」というのがこのプロジェクトの主張なのです。

焼畑は、日本では、ふるく、約7000年前、縄文前期に北海道ー北東北ではじまった、と私はかんがえていますが、それはともかくとして、かつて日本では山岳地帯を中心に盛んにおこなわれていました。しかし、1950年代からの燃料革命によって急速に衰退し、いま産業として成り立っているのは山形県鶴岡市の「蕪」しかないと思います(しかし興味深いことに各地で実験的復興が始まっています)。

というわけで、今日の圧巻は、その要となって活躍している山形大農学部、江頭先生の報告でした。それを要約すれば、「焼畑で作ったカブラほどおいしい」という事になるでしょう。10月末から11月が駿だというので、その時期にすいはくで、大産業博+即売+シンポジウムを開きたいなーとコナを かけておきました。生でも、つけものでもほんとにうまかった。ヨイショに乗ってきてくれるといいですね。

(カンチョー)

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