今日(6/18)はイベント満載の1日でした。
まず、10:30~「高校パビリオン」。
千里、吹田、山田高校の生徒たちが、それぞれの学校の課題と活動、千ー「国際学科の目指すべきもの」、 吹ー「吹田くわい」、山ー「万博」について、化学実験、歌や(英語の)芝居もまじえた発表をし、つぎに「未来の」学校、社会、環境などについての発表がありました。
高校生は、博物館で、一般の人にプレゼンしたり、他校と競演する、といういつもとちがった状態にとまどっている感じがありました。しかし、そこは若い力でうまくこなしていった。先生も同じで、はらはらしてたらしいのですが、よかった、よかったとお礼に来たほどです。
つぎのコーラスグループ・国際シーハーモニー合唱団は、「荒城の月」「赤とんぼ」「蘇州夜曲」などを日本語と中国語で合唱。老人大学卒業生から生まれた特色あるグループです。
お知らせにはのせていなくて、飛び入りの形になりましたが、SAのYさんのお世話で実現したものです。こんど機会があれば、三内丸山や若狭三方縄文博物館でうたった縄文語(崎山理先生翻訳)の「北国の春」や「ふるさと」を歌ってもらいたいと思いました。
最後は連続講座「昔の中国から学ぶ」の「ABC論語カルタ」
英語と漢文がまざって頭がクラクラしましたが、師のたまわく・・と朗々とよむタカネ先生の声に、いつの間にか夢の中。ビデオを撮っていたきょうちゃんも一緒に寝ていましたが、こういう「名調子」にはつい眠りを誘われるねー、とおたがい劣等生だった頃の高校時代を懐かしがりました。
今日のにぎやかだった、すいはくの様子を見て、感じたことがあります。これなでの観客は小学生とお年寄りが主体でした。とくに、受験や就職活動 に忙しい」、中学、高校、大学生の層が抜けている、痛切に感じておりました。しかし、中学生は、先日の片山中学の「世界の国旗」の発表があった し、高校も、吹田高校との連携が始まっています。このあたりは担当の先生の意識や熱意によるとおもいます。のこるのは大学生ですねー、「博物館実習」をてこにうごかしはじめてるのですが、望むらくは、もっと一ひろい(たとえば吹田まつりの彼らの活躍のような)動きははでないかものか。い ずれにしろ、博物館がひろく市民の知的エンターテイメントの場になること、それが私の願いなのです。
(カンチョー、写真はきょうちゃん)
コメント