平成22年度(2010) 『吹田市立博物館館報 12』発行

平成22年度(2010)『吹田市立博物館 館報 12』が発行されました。

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内容は
Ⅰ 学芸事業(展示、教育普及、収集管理、協議会、観覧者数)
Ⅱ 文化財保護事業
Ⅲ 平成22年度の総括
Ⅳ 報告書 (博物館の使命・目標・中長期計画・点検・評価について
Ⅴ 研究報告 (小山修三「縄文農耕焼畑論」
 
カンチョーの論文は、縄文前期から中期にかけての、東日本における人口増加の原因は、ヒエ、エゴマ、マメ、ウリ、などの、栽培植物コンプレックス (農耕)が成立し、安定した社会となったことを、近年の考古学データから、その農耕は焼畑であったことを、アボリジニやカリフォルニア先住民の民族例から、そして最後に、歴史・民俗データにより、飛騨・白川村の焼畑ムラの分布、人口、戸数、食品データをつかい、縄文時代のムラの生活を復元 しようとした論文です。

興味のあるかたは博物館にお問い合わせ下さい。無料。送料を添えてお申込みいただければ郵送もいたします。(1冊の場合290円 切手可)TEL:06-6338-5500

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