第一回梅棹忠夫・山と探検文学賞

11月2日、梅棹忠夫・山と探検文学賞の授賞式が長野市で行われました。受賞作は角幡唯介さんの『空白の五マイル』で、開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞につづくトリプル受賞でした。

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この賞は、梅棹さんを尊敬する地元長野の市民が『山をたのしむ』が出版されたとき、旧制高校時代から愛着のあった日本アルプスへの思いを顕彰しようと力をつくした結果、できあがった賞です。わたしは(梅棹さんがまだ元気だったので)連絡係だったのですが、とつぜんの死去ため、(山にも探検にも関係ないのに)なんとなく(そのまま?)委員長になっていました。

授賞式では、スピーチを短くするために、受賞理由を「はらはらどきどきする作品」とだけいったら、あとで報道陣から「それだけですか」と聞かれてまいりました。くどくど言わせてもらえれば30分以上かせげたのですがね。

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授賞式には長野県の阿部守一知事、大町市の牛越徹市長も出席。梅棹さんの功績をたたえ、これを長野県民のプライドをこめた質実な賞に育てていきたいと述べました。地元をはじめ東京からの山を愛する人たち、AACKや探検部の人たちも加わってたのしい語らいのひとときを持つことができました。信州の秋は深くカラマツの黄色がよかったが、下界?はまだ青々ですね。

(カンチョー)

コメント

  1. てつ より:

    まっ そんなもんでしょ

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