吹田市公式Facebook( https://www.facebook.com/suita.city?ref=stream&hc_location=stream )に、以下の記事が掲載されました。
本日(3月4日)は、鳥瞰図の絵師である吉田初三郎の生誕130年の日です。大手検索サイトGoogleのトップページでは、初三郎の誕生日を記念して”Google”のロゴを鳥瞰図で描いています。 https://www.google.co.jp/
鳥瞰図とは、まちの姿を上空から鳥の目で見たように描いたパノラマ地図です。初三郎はその大家で、大正から昭和にかけて観光案内図やポスター、絵はがき、絵本挿図など1000点以上の作品を手がけました。
そんな初三郎、実は吹田市を描いた「吹田市鳥瞰図」も制作していて、吹田市立博物館に原画が所蔵されているんです!吹田市が誕生した翌年の昭和16年(1941年)に吹田市からの依頼で描かれており、市制施行を記念して初三郎に制作を依頼したと考えられています。
南の空から見下ろした構図となっており、中央には完成直後の吹田市役所やアサヒビール吹田工場、国鉄吹田工場・吹田機関区などがあり、下方には東西に神崎川が流れています。また、市街地化が進んだ吹田町や水田が残されている豊津村、郊外住宅の開発が進んでいた千里山のようすなども描かれています。
吹田市立博物館でも生誕130年を記念し、3月5日(水曜日)から3月30日(日曜日)まで、初三郎が描いた吹田市の鳥瞰図を常設展示室で展示します。普段は展示していないものなので、貴重なこの機会をお見逃しなく!
(めいぎゃる)
コメント
明日から3月30日まで急遽展示することになった「吹田市鳥瞰図」。今、キャプションを作り終えたので、収蔵庫から取り出して、展示してきまーす。
せっかくの珍しい原画なので、スマホを使った観光案内などに使えないかな??
すいたんに、初三郎が描いた吹田を案内してもらったら楽しそう!!
参考サイト: https://itunes.apple.com/jp/app/chu-san-langchizuburari/id395438318?mt=8